粋なオヤジになりたくて

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京都グルメ紀行 - 一乗寺『高安』 

2006-10-20 | 京滋阪神グルメ
京都ラーメンの聖地である一乗寺に行く機会は早くも巡ってきた。とはいえ15時という中途半端な時間に一乗寺ラーメン街道に到着してしまった。人でごったがえすラーメン店の林立する細い通りを想像していたが、全然イメージとは違った殺風景な場所だった。今回はどこかで一杯だけにするかと決める。

 大通りに面した高安に入店した。比較的広い店内の席は全て若い人でほぼ満席だった。ここは新店舗への移転を機に店の雰囲気ががらりと変わったようだ。テーブルには動物のぬいぐるみや大きなバラの造花が置かれ、壁掛け式テレビではトム&ジェリーが流れていた。若者に妙に媚びようとしているあざとさがミエミエだ。窓から通りを挟んで京都ラーメンらしくないと言われる『天宝』が見えるが、残念ながらこちらは夕方からオープンだ。

 隣の男性客は学生さんだろうか、中華そばに大きなカラアゲ3個と山盛りのご飯のセットメニュー900円を完食していた。このコスト・パフォーマンスなら遠方からバイクで来る気にもなるのかもしれない。持ち帰りの唐揚げまで注文していた。

 あまりお腹はすいていなかったが中華そば600円也を注文。荒く刻まれた九条ネギ、薄く切られたチャーシュー、豚骨、とりがらを一昼夜炊き込んでくさみを消したこってりと濃厚なスープ。結論からいうと味は予想以上でも以下でもなかった。そこには京都ラーメンのひとつの完成型があった。オヤジとしてはラーメン自体のウマサを楽しめる店の雰囲気ではなかったという感想が妥当なところかも知れない。

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