70年代より始まったマッコイタイナーの新ユニットはアフリカ色のアルバム『サハラ』を発表。そして第二弾がこの『Song for my lady』だ。進化のあげく消滅してしまった亡きコルトレーンの中期の世界への再来を願っていたファンは諸手で歓迎した。『Song for my lady』とはホレス・シルバーの『Song for my father』を連想させる。サックスのソニー・フォーチュンはやや控え目な感じさえするが、ドラムスのアルフォンソ・ムザーンはとにかくうるさい。
この迫力あるユニットの演奏をアルティックA7かなんかで当時よくガンガン聴いたなぁ。暴力的なシンバルがA7から炸裂する。
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