のだめカンタービレが残り少なくなったところで、俄然マニアックな世界になってきて、ピアノ愛好家にとっては、だんだん面白くなってきました。ついに本気でピアノをやる気になってコンクールに出場することになったのだめ。一次予選で選曲されたのは、あまり聴くことがないシューベルトのソナタ16番。シューベルトのソナタってとても長いのでやっている人少ないですよね。コンクールでの演奏は10ページ程度の第一楽章部分だけだったのでしょうか。その映像はコチラ。(既に削除されていました。。。)ちなみにシューベルトは携帯メールでは(◎-◎;)と表現されています。
譜例1はドラマのなかの練習シーンで登場します。細かく譜面と向き合うのだめにイメージの千秋が登場してアドバイスをします。
(譜例1)
もう一回最初からお願いします。ということで第一楽章冒頭の部分(譜例2)から、演奏が始まります。そしてアルペジオ辺りで緑の草原のイメージに突入して盛り上がっていきます。
(譜例2)
そして激しく断続的なforzandoに続いて印象的なユニゾンでの同音連打へと続きます。(譜例3)
(譜例3)
この後、映像は一次予選のコンクール会場へと移っていきます。
出だしから変化に富んでいて面白い曲です。この曲のヘンレ版は、人気がでてきっとそのうち売り切れてしまうのではないでしょうか。
それにしても豊原功補と白石美帆の電車男コンビが、音大教授夫婦役になっても違和感がないのはあまりにマンガチックな展開だからでしょうか。
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