粋なオヤジになりたくて

♪一日おきにリリースしています。アップされるのは約5ヶ月遅れです。♪

世田谷居酒屋紀行 - 三軒茶屋『赤鬼』

2006-06-15 | 首都圏居酒屋
 三軒茶屋には玉川通りと世田谷通りに挟まれた昭和の雰囲気が取り残された感じの細い路地が連なる、(若いお嬢さんならちょっとひとりでは歩けない雰囲気が漂う)魔の?三角地帯がある。そんなディ-プ・ゾーンの先に『赤鬼』がある。うまい日本酒をじっくり味わいたいという向きならここでしょう。沢山の種類の地酒が常時完備され(ここが大事なのだが)大変お安くいただけます。小生がよく注文する十四代とか飛露喜とかがお値打ちなお値段で揃っています。無濾過とか山廃とかスペシャルを主張する形容詞のつく銘酒がオヤジを誘惑してきます。お酒は必ず席で一升瓶から注がれます。カウンターには日本酒通のつわものがすでに陣取っています。(何故かいつ行っても見かける熱心なお客さんもいます。)大抵は混んでいるので一人か二人で行くことをお勧めします。ここでは肴もじっくり手間をかけたものが出てくるので、最初に出されるマトモなお通しをつまみながらあせらず静かに待ちましょう。小生が心底ウマイと思うのは『アジ唐揚げ土佐酢かけ』。カリカリに揚がった熱々の小鯵をテーブルまで持ってきてから鰹だしの入った土佐酢をジューっと音をさせてかけてくれる粋なパフォーマンスあり。あまりにウマイので家で自分で作ったこともありますがこうはいきません。
 ところでこの店では多くの客がペット・ボトルの水を注文している。これは『財寶温泉』という銘柄の超軟水で、二日酔いをしない効果があるという。これをチェーサーとして飲むとその日はグッスリ眠れるという効果があります。グッスリ眠れることが少ない小生にとっては魔法の水です。これが大変気に入ってネットで2Lペット・ボトルで30本ほど買ったことがあります。近場にハイレベルな居酒屋があるのは本当にありがたい限りですネ。
 この店を出たあとに小生が立ち寄ることが多いのがやはり三角地帯にある『九州筑豊ラーメンだんだん』。 お酒を飲んだの後にちょうどいいくらいの量のクリーミーなとんこつラーメンが590円也。カウンターには高菜と生にんにくも置かれています。ここも味、雰囲気ともに大好きです。

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