ハイドパークといってもロンドンの話ではない。マンハッタンからハドソン川に沿って北に車で二時間ほどきたDutchess County にあるルーズベルト大統領の私邸のある場所の話だ。このあたりは秋には紅葉の大変きれいな場所だ。ここは今はルーズベルト記念館になっていて、夫妻の当時の私邸やお墓も見学できる。その記念館の正門前に道を隔てて建っているのが、今回ご紹介するお店だ。ちゃかり店の看板のマークにはＦＤＲの横顔が。店内は左右に分かれており、右手はレストラン（行ったことありません）、左手はバーカウンターとなっている。ここがスポーツバーとなったり、時々はライブをやったりしている。ここでは八種類の地ビールを味わうことができる。ホームページにあるようにライバルはギネスと意気込んでいる黒タイプからピルスナータイプまで色々ある。まずはサンプラーでいろいろな種類を味見するのもいい。料理もいろいろあるが、ポーク・チョップのバーボン・ソースにマッシュポテトがついたものがウマイ(Bourbon Glazed Frenched Pork Chop $17.95)。すぐ近くには場末という表現がぴったりの映画館があり、小生はかってここで初めて『KILL BILL』を観た。ユマ・サーマンは日本刀を持ったままどうやって飛行機に乗ることができたんだろうとか細かいことは考えてはいけない。『やっちまいな』なんて日本語をニューヨークの片田舎で聞くとは夢にも思わなかったが。。。そうそう、まっとうな方はルーズベルト記念館にぜひ行ってみて下さい。ルーズベルトは戦時中だったこともあり米国史上最長の１２年大統領の任期を勤め終戦直前になくなりました。ずっと車イス生活で、二階の寝室のベッドからでもハドソン川のゆったりとした眺めが望めるようになっています。
http://www.hydeparkbrewing.com/
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