GWの自然公園散策(続々々々々々々々)

 
 で、もう一度シスレーを観に行こうということになって、記念館のほうへ。
「受付が僕らを憶えてなかったら、また絵葉書がもらえるかも知れないね」と、相棒の奴、セコい思惑。そりゃ、主義だもんね。
 けれども、受付の女性、私たちを見るなり、にっこりと笑って、またいらっしゃったんですね、と言いたげな眼差し。……そりゃ、さっき、あれだけ入り浸ってたんだから、顔くらい割れてるよ。

 今度こそ絵を鑑賞し終わって、再び鞍ヶ池に戻った。もう夕方。

 池のボートの行列は随分減っていた。「これなら乗れそうだね」と、相棒が最後尾にくっつく。もう十分遊んだから、ボートくらい諦めてもいいけどな。

「時間がかかりそうだよ」と私。
「かなあ」
「さっきのトレインみたいに並ぶだけ無駄かもよ」
「かもね」
 けれども相棒、頑張って並んでいる。
「もしかして私と一緒にボートに乗りたいの?」
「まあ、まだ乗ったことないからねえ」

 そう言や、その昔相棒が、とある女子学生と一緒にボートに乗った思い出について、私ってば散々からかったっけ。ははははは。

 ボートの時間はもうすぐ終わるから、並んでいても乗れないかも知れない、と係員が忠告する。が、相棒、「多分、大丈夫だよ」と、並ぶのをやめない。
 そんなに乗る気なら、アヒルとかクジラの形をした、足で漕ぐタイプのほうに乗りたいな。が、相棒、手漕ぎのほうに乗ると言い張る。

 To be continued...

 画像は、鞍ヶ池公園、牧場の木曽馬。

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