チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
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2016年大晦日

2016年12月31日 | チエの玉手箱
2016年は、春に母が転んで腰を打ち要支援2に認定、冬には父が末期がんと判明。
いつかはこういう時が来るとは思っていても、やっぱりドタバタしてしまいました。
お正月を自宅で迎えるため今週も父の外泊が許可になり、本日送迎をしました。
緩和医療は、病状が許す限り本人や家族の希望を優先してくれるのでありがたいです。
連日なんやかやで実家や病院に通い、昨日は実家の正月準備の手伝いをやったので、我が家のお正月の準備はなんだかな~です。
でも、今はスーパーでなんでも売っているので助かります。
なんとか、形だけでも様になりました。

実家で、
父が寝床に去った後、母が言う。
自分が先に逝くとばかり思って、遺書と父への感謝の手紙をしたためておいたのだと。

百万回でも、一億回でもありがとうと感謝の言葉を言ってもまだ足りないけれど、
このたった一言に万感の思いを込めて、ありがとうと言わせてください。


どうらや、お父さんには見てもらえないかな。

私は「なら、今夜渡したらいいんじゃないの」と返した。

父と母は、今宵互いを労わりながら、年越しをすると思う。