(今年も開催された「日本鉄道模型ショウ」)
2012年10月27日、28日の両日、恒例の「日本鉄道模型ショウ」が催されたので、出掛けた。
内容は盛りだくさんなので、まずは16番模型の情報を公開し、別記事でOJゲージの情報を掲載したい。
で、まずは16番である。
今年もDCCサウンドの商品が数を増やしていた。
各ブースを順番に見ていくが、多分に管理人の好みが加味されて、写真さえ撮っていないブースもある。
管理人の偏向であるので、仕方がないのだ。
天賞堂
天賞堂の製品は、昔からのブラスモデル、ダイキャスト製のカンタム・システム、プラスティック製車両と多岐に亘る。
加えてZゲージなど16番以外のスケールもあり、商品は多い。
(ダイキャスト製カンタム・システム搭載のEF66は国鉄形からJR形までを揃える)
(音を出してデモンストレーション中)
(青大将「はと」は2013年の予定)
安達製作所
(貨車の再生産予定品)
安達製作所は、トラ90000を始めとする貨車3両を再生産する。
ホキ5700カバー付きは、嬉しい再生産だ。
エンドウ
エンドウでは、発売予定の品々をパネルで発表している。
飾られた模型の周回を、新製品のE233系3000番代と581系が走っていた。
でんてつ工房
管理人が一番興味を持っていたのが、昨年度に当会場で予告されていた、でんてつ工房のプラスティック製115系である。
(湘南色の115系)
サウンドプログラムの開発が難航しており、まずはアナログ仕様で発売予定である旨、説明されていた。
(4両編成の115系がエンドレスを走っていた)
今まで製品化されていないプロトタイプであり、期待に胸が膨らむ思いだ。
トラムウェイ
トラムウェイは今年も盛りだくさんだ。
2013年発売予定のC12形蒸気機関車は、サンプルが展示されていた。
(発売予定のC12形蒸気機関車)
発売間近のキハ35系は、昨年の発表以来、初めて目にすることができた。
同社のホームページでは進捗が報告されていたが、なかなか手堅い出来である。
(気動車一般色)
(前面補強板を付けた状態)
(ステンレスボディの900番台も良い感じ)
EF60およびEF65形直流電気機関車は、バリエーションの追加などだ。
(EF60 500番台の一般塗装)
(EF65 500番台のF型上越線用)
ほかにEF70形交流電気機関車の製品化も予定されている。
アクラス
205系プラスチックキットの作例が展示されていた。
(80系電車キットの製品化を発表)
ホームページやこれまでのイベントなどでは既に発表されていたが、国鉄80系300番代電車のプラスティックキットの製品仕様および構成がパネル展示されていた。
これも大変興味深く、サンプルの登場が待ち遠しい。
(EF64形直流電気機関車のサウンドサンプル品)
市場に出ているEF64形電機機関車は、DCCの21ピンが準備されていて、簡単にDCC化できる構造であったが、サウンド化にはスピーカー取り付けのための加工が必要だった。
クマタ貿易で発売するEF64のサウンドが書き込まれたESU製DCCサウンドデコーダーが推奨されていたが、今回、スピーカー取り付けの加工と合わせて新しいサウンドデコーダーが準備されるとのことだ。
少しお話を伺ったが、サウンドに改良が見られるようなので、楽しみである。
以下は、写真だけ掲載しておきたい。
ホビーモデル
造形村
これから発売される16番模型も入手したいものが沢山あって、夢は膨らむばかりである。
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(顔を揃えたブルーサンダーと金太郎)
2012年10月28日には、恒例となったJR貨物隅田川駅の「貨物フェスティバル」が開催された。
東京は生憎の空模様であったが、家族連れなどで賑わっていた。
管理人が訪れたのは昼過ぎで、例年行われる産地直送の野菜一袋100円販売などは終わっていた。
展示車両は二機の電気機関車である。
EH500は、模型のウェザリングの参考となるよう、下回りを写しておいた。
隣接するヤードには、コンテナ貨車が沢山あって、こちらも模型の資料になりそうな画を収めておいた。
JR貨物の16番模型もある程度揃ってきたので、13mmへの加工を含めて完成させなければならないだろう。
(積み上げられたコンテナ)
その他、福島物産展など東北を応援するコーナーもあった。
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(爽やかなカラーリングの信州の115系)
〔 115系 : 1533M 篠ノ井線 稲荷山-篠ノ井 〕
2012年10月16日の撮影である。
長野色とも信州色とも呼ばれるカラーリングは、信濃路を走る115系に馴染んできたように思う。
初代の白地に緑と臙脂のラインを配した塗装では、信州色と呼ばれることが多かったが、現在の塗装では長野色と呼ばれることが多いようだ。
〔 115系 : 2534M 篠ノ井線 篠ノ井-稲荷山 〕
115系1000番代車は、松本や長野に最初に配置された経緯があり、生粋の長野っ子である。
当時は旧形国電を追い払った敵でもあったが、今ではそれも懐かしい。
置換えの話もあり、房総から移った211系の試運転なども行われているようだ。
すべての115系がすぐに消えるとは思えないが、終焉の時は確実にやって来る。
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