秋の信濃路への旅、1日目の朝食は新宿駅で購入した駅弁である。
管理人は「豚どん」を、妻は「秋露ささやき」という季節限定の駅弁を選択した。
（どちらも旨そうな弁当だ）
新宿発の特急「スーパーあずさ1号」に乗車して、席に着くと、直ぐに弁当を広げて食べ始めた。
腹が減っていたのだ。
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（「スーパーあずさ1号」は代々木方から入線して10番線ホームに据え付けられた）
〔 E351系 ： 1M「スーパーあずさ1号」 中央本線 新宿 〕
旅の始まりは新宿駅からだ。
とっても遅い夏休みをとって、通勤客を脇目に信州への旅に出た。
初日は、長野駅近くのビジネスホテルに宿泊するのだが、真っ直ぐに長野に向かっては面白くない。
中央線から小海線、しなの鉄道を経て北信に乗入れ、飯山まで足を延ばすことにした。
飯山へは妻の希望もあっての訪問であるが、随分と遠回りになることに、乗り鉄の妻は二つ返事で賛成した。
（午前8時発の「スーパーあずさ5号」は中野方から入線して9番線ホームに入る）
新宿から「スーパーあずさ1号」で小淵沢を目指す。
隣の9番線には、8時ちょうどの「スーパーあずさ5号」が早くも入線した。誤乗防止のため、「スーパーあずさ１号」が出発するまではドアは開かない。
自宅を早朝に出たので、朝食はまだだ。
駅弁を買って、車内で食すことにした。
駅弁は、別記事で紹介したい。
（八王子で横浜線の205系を見て、甲府盆地を抜け、南アルプスの山容が間近に迫る）
天気予報では雲が出るような案内であったが、山梨県に入ると快晴であった。
甲府盆地からは富士山の姿も見られ、北岳から間ノ岳への稜線を眺め、甲斐駒ケ岳の特徴的な山容が間近に迫ると、間もなく降車駅の小淵沢に到着した。
（小淵沢で下車し、松本行「スーパーあずさ1号」を見送る）
小淵沢では小海線に乗り換えるが、次の列車までは1時間以上あった。
駅を出て、周辺を散策した。
（駅からも素晴らしい眺めが堪能できる）
南アルプスも八ヶ岳も綺麗に見えていた。
太陽の光で霞んではいたが、富士山も美しい形を見せていた。
（つづく）
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（松本に向けて小淵沢をあとにする「スーパーあずさ1号」）
〔 E351系 ： 1M「スーパーあずさ1号」 中央本線（東線） 小淵沢 〕
2012年10月15日の撮影である。
新宿から乗車した列車を、小淵沢で降りて見送った。
10月半ばの高原とは思えないほどの暖かさに、少し驚いた。
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