(小淵沢から小諸までは小海線に乗車)
〔 キハ110系 : 225D 小海線 小淵沢 〕
小淵沢からは小海線を全線走破して小諸まで行き、しなの鉄道で上田に向かう。
今回の旅の計画は、以下のとおりだ。
(1日目)
・新宿から小淵沢 : 中央本線(東線)「スーパーあずさ1号」
・小淵沢から小諸 : 小海線
・小諸から上田(昼食) : しなの鉄道
・上田から長野 : しなの鉄道(信越本線乗り入れ)
・長野から北飯山往復(観光) : (信越本線乗り入れ)飯山線
・長野から須坂往復(夕食) : 長野電鉄
・長野泊
(2日目)
・(管理人)信越本線or篠ノ井線の撮影
・(妻)小布施観光
・長野から小布施往復(昼食) : 長野電鉄
・午後未定
・長野から上田 : しなの鉄道
・上田から大宮 : 長野新幹線
往路の特急列車の指定席は乗車券と一緒にJR東日本の割引切符を買い、小淵沢から上田までは普通に乗車券を使い、上田以北は「信州北回廊パス」というフリー切符を利用する。
このフリー切符はとても便利で、しなの鉄道上田以北と長野電鉄全線、JR東日本は長野を中心に信越本線は妙高高原、飯山線は森宮野原、篠ノ井線は姨捨までの区間で自由に乗り降りできる。加えて路線バスの一部も利用できて二日間2500円である。
切符の購入の都合で、上田で一度下車することにしていたのだ。
(上り「あずさ」は遅れて到着、小海線の車窓は八ヶ岳がメインだ)
時刻どおりに小淵沢を出た小海線のディールカーは、中央本線と分かれると撮影地としても名高い大カーブを経て、高度を上げてゆく。
左手には八ヶ岳の勇壮な姿が見られ、高原列車らしい風景が続いていた。
(JR線最高地点をゆく)
「JR鉄道最高地点」の表示を過ぎると、間もなくJR最高所の駅である野辺山に到着した。
小海線の乗車はツアーにも組み込まれているようで、清里から野辺山までの一区間を団体客が乗り込んでいた。
野辺山で大半の観光客が下車、次の信濃川上で登山客が下車すると車内は静かになった。
車窓には懐かしい日本の風景が展開して、飽きることはない。
(小海駅ではハイブリッド気動車と交換する)
小海駅で小淵沢を出て二度目の列車交換となった。
上り列車はハイブリッド気動車である。
80キロメートル弱の小海線で、列車交換は二度だけだ。
首都圏では、すでに稲刈りが済んでいるが、信州の高原では真っ盛りである。
黄金色の稲穂が風に揺れていた。
(対向の上り列車は中込止まり)
〔 キハ110系 : 130D 小海線 中込 〕
小海線の車輌基地がある中込に到着した。
対向の上り線ホームには、小諸発中込止まりの普通列車が客扱いを終えて停車していた。
中込を出ると、浅間山を背景にした高原を進む。
清里・野辺山辺りとは、また違った雰囲気の高原地帯である。
(佐久平で長野新幹線と交差、浅間山が見渡せる車窓)
長野新幹線との乗換駅である佐久平を過ぎて、乙女駅付近からしなの鉄道と併走すると、終着小諸に到着する。
小海線全線二時間強におよぶ乗り鉄の旅であった。
(しなの鉄道と併走して、小諸に到着)
小諸からは、しなの鉄道の長野行普通列車に乗り換え、上田で下車した。
(上田に到着した長野行普通列車)
〔 115系 : 641M しなの鉄道 上田 〕
「信州北回廊パス」を購入して、昼食をとることにした。
(つづく)
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