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ちゃみおか発

鉄道写真を中心に模型工作や旅行の記録を紹介します。

【鉄道写真】峠の機関車ED40~鉄道博物館(11)~</font>

2011年04月07日 | 保存車輌
20110310_021(信越本線横川・軽井沢間の碓氷峠で活躍したED40形電気機関車)
〔ED40 10 : 鉄道博物館〕

国鉄最急勾配66.7‰(パーミル)の碓氷峠は、EF63形直流電気機関車の登場まで国鉄唯一のアプト式区間であった。
二本のレールの間にラックレールを配し、車体側のピニオンギアを噛み合わせて急勾配に対処するものだ。

ED40は、碓氷峠のために大宮工場で製造された。
当時、各国からの売り込みを拒否して国産化することを決めたが、国内メーカー側にノウハウが無く、大宮工場で製作することになった経緯がある。

20110310_022

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20110310_024

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【鉄道写真】キハ11初期車~鉄道博物館(10)~</font>

2011年04月06日 | 保存車輌
20110310_020(美しい姿で保存されるキハ11)
〔キハ11 25 : 鉄道博物館〕
写真をクリックすると大きな画像でご覧になれます。

キハ10系気動車のうち、両運転台車でトイレ付の車両がキハ11を名乗る。
北海道などの極寒地向けはキハ12であり、本州の寒冷地向けはキハ11の100番代に区分されている。

“てっぱく”に保存されたキハ11は、茨城交通で晩年を過ごした元国鉄真岡線で活躍したキハ11 25である。
0番代初期車の最終番号になる。
昭和31年度(1956年度)の途中で、キハ11(当時はキハ48000)の仕様が少し変わったのだ。

キハ11 1~25 までは、トイレ窓はバス窓のような形で窓下に旅客用窓と同様の帯が付く。
また、屋根上のベンチレーター(通風器)はすべて同型である。

キハ11 26~63 は、トイレ窓がHゴム化され窓下の帯は省略された。
屋根上ベンチレーターは、両端が押込式のものとなった。

保存されたキハ11 25は、ベンチレーターなどは改造されているようである。
トイレ窓は確認していない。

キハ10系気動車は、国鉄時代の地方ローカル線には全国どこにでも走っていた系列であり、馴染み深い。
残念ながら写真撮影の記録は無いが、鉄道模型では1/80および1/45スケールの車両を購入して楽しんでいる。

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【鉄道写真】101系(モハ90系)直流電車~鉄道博物館(9)~</font>

2011年04月05日 | 保存車輌
20110310_018(国鉄新性能通勤形電車のパイオニア101系)
〔クモハ101-902 : 鉄道博物館〕

云わずと知れた国鉄新性能通勤形電車の試作車モハ90を改番したのが101系900番代である。
保存されているクモハ101-902は、モハ90503の改番である。

20110310_019(連結面側を見る)
〔クモハ101-902 : 鉄道博物館〕

中央線の「特別快速」として走り回っていた頃が懐かしい。

撮影は、武蔵野線の記録があった。
1977年の撮影である。

19770424_001(武蔵野線の101系1000番代)
〔101系 : 武蔵野線 南浦和〕

武蔵野線用の101系は、難燃化対策を施したため1000番代に区分されていた。
オレンジ色に塗装された101系は中央線を彷彿とさせた。

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【鉄道写真】デッカーED17~鉄道博物館(8)~</font>

2011年04月04日 | 保存車輌
20110310_016(ED17形電気機関車の銘板が浮かび上がる)
〔ED17 1 : 鉄道博物館〕

ED17形電気機関車は、国内で作られたものではない。
当時、電気機関車の技術は乏しく、英国から輸入されたものである。
デッカー工場で製造されたことから、デッカーと呼ばれている。

20110310_017(初期のED型機として好ましい形)
〔ED17 1 : 鉄道博物館〕

大正時代に輸入された当時は、1040形と称していたが、その後の改番でED50、さらにED17とされた。
東海道本線などで使用され、中央東線(当時の電化区間は東京から甲府まで)を経て晩年は飯田線や身延線で過ごしている。
鉄道博物館に保存された1号機は、身延線を最後に引退した車両である。

さすがに現役時代の撮影は無いが、甲府城跡の公園に保存されていた頃に撮影している。

19800815_033(中央東線馴染みの機関車として甲府に保存されていたED17)
〔ED17 1 : 甲府市 舞鶴城公園〕

1980年の夏に撮影したものである。
隣りにはC12形蒸気機関車も保存されていた。
また、以前は東京都電の車両が置かれていたときもあった。

現在はどうなっているのだろうか。

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【鉄道写真】485系「ひばり」~鉄道博物館(7)~</font>

2011年04月03日 | 保存車輌
20110310_014(485系ボンネットの代表格「ひばり」)
〔クハ481-26 : 鉄道博物館〕

東北特急の雄あるいは華と云えば、ボンネット型のクハ481を先頭にした特急「ひばり」であろう。
全盛期は十数往復が上野・仙台間を走っていた。

1970年代半ば、特急「ひばり」は仙台運転所(仙セン)の485系13両編成および12両編成、青森運転所(盛アオ)の485系12両編成および583系13両編成が使用され、クハ481は0番代・100番代のボンネット型、200番代の貫通型、300番代の非貫通型とバラエティ豊かであった。

後に、青森・秋田・仙台所属の485系は「あいづ」「ひたち」用の9両編成を除き、12両編成に統一され、グリーン車の位置が変更されたりした。
また、1000番代や1500番代が「ひばり」に充当されることもあった。
特急「ひばり」は、オリジナルの485系各番代がすべて使用されているのだ。

20110310_015(上野駅でのヘッドマーク交換を再現)
〔クハ481-26 : 鉄道博物館〕

磐越西線の編成長さの制限から「あいづ」は9両編成に抑えられ、このときクロ481が登場している。
因みに、「あいづ」は当初「会津やまばと」として誕生した経緯がある。

「あいづ」編成を仙台に帰すために「ひばり」として運転されたが、この役目は後に「ひたち」に引き継がれた。

1976年の上野駅で特急「ひばり」を撮影している。

19760606_006(クロ481を最後尾にした仙台行特急「ひばり」)
〔485系 : 1011M 「ひばり6号」 東北本線 上野〕
写真をクリックすると大きな画像でご覧になれます。

となりの165系は、黒磯行の急行「なすの2号」である。
新前橋電車区の東北本線運用であった。

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【鉄道写真】20系寝台特急「あさかぜ」~鉄道博物館(6)~</font>

2011年04月02日 | 保存車輌
20110310_013(元祖ブルートレイン「あさかぜ」)
〔ナハネフ22 1 : 鉄道博物館〕
写真をクリックすると大きな画像でご覧になれます。

今さら説明も必要ないだろう。
元祖ブルートレインである。

20系の大きな丸みを帯びた車体は、圧倒的な存在感がある。
後に登場した14系や24系の寝台特急客車が、屋根上にクーラーを載せていた為に多少軽快に感じられたが、20系は車体一杯が深い屋根に覆われていて、15両もの長編成で走る姿は迫力があった。

197708xx_002(東京駅に到着した寝台特急「あさかぜ」)
〔カニ21 : 東海道本線 東京〕

現役時代に撮影したのは、1977年の東京駅である。
鉄道博物館に保存されたB寝台車ではなく、電源車のカニ21である。
ナハネフ22と比べてみると、窓割りの違いがよく判るだろう。

隣りの湘南色の車両は153系であるが、正面を綺麗に捉えた写真は無い。

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【鉄道写真】EF58「はやぶさ」~鉄道博物館(5)~</font>

2011年03月31日 | 保存車輌
20110310_012(「はやぶさ」のヘッドマークを付けたEF58形直流電気機関車)
〔EF58 89 : 鉄道博物館〕
写真をクリックすると大きな画像でご覧になれます。

期間限定で「はやぶさ」のヘッドマークを付けていたようだ。

EF58 89号機は現役時代の長い間、宇都宮機関区に配置されていた。
従って、東北本線で見る機会も多かった筈である。

当時は高崎線の沿線に住んでいたこともあり、どちらかと言えば高崎の上越型と呼ばれたEF58の方が馴染みがある。
宇都宮所属機にも上越型のような窓上の大きな庇(ツララ切り)を装備した機関車がいた。

上野駅で捉えた宇都宮機関区のEF58の写真があった。

19760516_001(485系「やまびこ」と並ぶ宇都宮のEF58)
〔EF58 102 : 東北本線 上野〕

数少ないEF58の写真の一枚である。

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【鉄道写真】455系急行「まつしま」~鉄道博物館(4)~</font>

2011年03月30日 | 保存車輌
20110310_011(交直両用急行形電車)
〔クモハ455-1 : 鉄道博物館〕
写真をクリックすると大きな画像でご覧になれます。

東北本線全盛期を知る者にとって、欠かせないのが455系を始めとする交直両用の急行形電車だろう。
独特の色彩は、とても華やかに感じられる。
湘南色の直流急行形電車は形式により塗り分けが異なるが、交直流のそれは451系から始まり475系までほぼ同じである。
50Hzと60Hzの区分による車体裾のライン有無の違いくらいだ。

現役時代は、1976年に上野駅で撮影している。

19760523_006(上野駅に到着した仙台発の急行列車)
〔455系 : 1108M 「まつしま3号」 東北本線 上野〕

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【鉄道写真】181系特急「とき」~鉄道博物館(3)~</font>

2011年03月29日 | 保存車輌
20110310_010(屋根上のヘッドライトが再現された特急「とき」)
〔クハ181-45 : 鉄道博物館〕

特急電車を語る上で欠かすことが出来ないのが181系であろう。
モハ20系として登場し、151系に改称された後、出力が増強されて181系を名乗る。

運転台付きのクハ181には、151系および161系からの改造車と新製181系があり、メーカーの違いなどもあって、形状から細かく分類することが出来る。
さらに、クロ・クロハ・サハから改造されたものもあり、横軽用のクハ180も含めると大変複雑である。

先頭車屋根上のヘッドライトは、上野・新潟間の特急「とき」が中央東線の特急「あずさ」と共用された際に低トンネル対策として外されており、晩年まで復元されることは無かった。
展示車のクハ181-45は引退後、保存するに当たり復元されたようだ。
この車両は一時期、新潟車両センターに保存されていた。

20110310_009(美しきボンネット)
〔クハ181-45 : 鉄道博物館〕
写真をクリックすると大きな画像でご覧になれます。

現役時代の181系は、何枚か上野駅で撮影している。
走行写真も撮影しているのだが、ネガが見つからない。

197708xx_001(上野駅で発車を待つ181系)
〔181系特急「とき」 : 東北本線 上野〕

ボンネット形特急電車として、いつまでも保存してほしい車両だ。

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【鉄道写真】国鉄最後の旅客列車牽引蒸気機関車~鉄道博物館(2)~</font>

2011年03月28日 | 保存車輌
20110310_008(国鉄最後の旅客列車牽引蒸気機関車)
〔C57 135 : 鉄道博物館〕
写真をクリックすると大きな画像でご覧になれます。

鉄道博物館の中心に据え付けられているのは、C57形蒸気機関車である。
“てっぱく”の顔と云える存在感がある。

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