HAPPY MANIA

おいしい、まいにち。
あじわう、せいかつ。

松田美智子先生による「三重食材を使ったお料理教室」

2013-03-29 07:11:07 | ♪SHOP♪
料理通信主催の、
松田美智子先生による「三重食材を使ったお料理教室」に
参加させていただきました。

一時期、
「きょうの料理」を見ながらテキストに赤ペンで
先生方がおっしゃるコツやアドバイスを書きまくる、
ということを続けていた数年間がありまして。笑

そのとき、松田美智子先生がよく出演なさっていて、
わたしにとっては、ほんとうに「雲の上の人」!

恵比寿にある先生のアトリエに、
超ドキドキしながらうかがいました。





真っ白な壁に囲まれた、素敵なアトリエ。

先生の著書も置かれています。





アイランドキッチンの後側の棚にも、
素敵な食器や小物が置かれていて目を奪われました。笑

白いキッチンって、清潔感があっていいですよね。





先生おすすめの調味料も販売されていました。

この熟成されたかんずりは、
この後「さばの塩辛のパスタ」に和えていただいたのですが、
とてもおいしかったです。

かんずりって、いろいろ使えそう。
と、新たな発見。





この日、ご紹介いただいた三重の食材は、

三重県志摩市阿児町安乗の漁師町に古くから伝わる
サバのぶつ切りと塩だけが材料の「さばの塩辛」と、

伊勢産の初摘み黒海苔とあおさを混ぜ合わせた
「あおさ混ぜ海苔」。





こちらが、さばの塩辛。
地元の方は、「しょっから」と呼ぶそうです。

今まではこんなふうに大きくカットしたものでしたが、
小さな瓶入りの細かくカットされたタイプも発売されたそう。
(ひとつ前の写真の瓶です。)

初心者は、小さな瓶から試してみたら?とのことでした。





テーブルは、すっかり春の装い。





お皿のセッティングも見本にしたい!

この日は参加人数が多かったので、
コンパクトなセッティングになっていました。





先生が会を通しておっしゃっていたのは、
「切ること」の大切さ。

先生のお教室で「みじん切り」といったら、
ここまで切ること。
相当、細かいです。しかも、きれい。





セロリも、この通り。

「切り方」で、お料理が変わるのです。
目から鱗のお話でした。

実はね。
先生からこのお話をうかがったので、
帰ってすぐに先生がおっしゃった通りに
玉ねぎ3個分をスライスしてみたのです。

涙が出ませんでした。
驚いた。
もちろん、味も食感も香りも変わります。
これが、違い。
しっかり、実感できました。





前置きが長くなってしまいましたが…
先生に教わったメニューをご紹介しなくちゃ!笑

「あおさ混ぜ海苔をまとったイカ団子」

豚肩ロースとイカをFPで粗く刻んでお団子に。
香菜とれんこんも加えて、香りと食感をプラス。





こまかくちぎったあおさ混ぜ海苔を衣にして、
油で揚げます。

海苔はたっぷりついていたほうがおいしいです。





お皿に盛って、香菜を飾れば出来上がり。

海苔の香ばしさがたまらないメニューです。





「さばの塩辛のジャーマンポテト風」

さばの塩辛を細かく刻んで、
アンチョビみたいなイメージでジャーマンポテトに仕上げます。

ローズマリーとポテト、合いますよねー。
我が家でも、ローストポテトはローズマリーです。





先生が近々ピーラーを使ったレシピ本を出版なさるそうです。
この日のサラダも、ピーラーを使ったもの。

きゅうりをピーラーで薄くひいて、
お皿に敷いていきます。





「あおさ混ぜ海苔ときゅうりのサラダ」

あおさ混ぜ海苔をたっぷり使った
ドレッシングをかけていただきます。

このドレッシングがとてもおいしくて
おかわりまでしてしまった。笑





「さばの塩辛とさばの洋風土鍋煮込み」

メニュー名だけみると和風っぽいですが、
トマトとガーリック、セロリが入っていて
洋風のような中華風のような、感じです。

土鍋っていいな、と再認識した一品。
さばの塩辛で味に深みがでます。





玉ねぎをとにかく薄く薄く、スライスして、
水にさらした、通称「クリスタルオニオン」

このまま、オニオンスライスとしていただいても、
もちろんおいしいのですが、
(先ほどのあおさ混ぜ海苔のドレッシングで食べたい!笑)

このクリスタルオニオンは、パスタにのせます。





「さばの塩辛のパスタ」

さばの塩辛をアンチョビのように使って、
ガーリックとともに“ペペロンチーノ”風。

長ネギ、玉ねぎ、青ネギと、
3種類のネギがたっぷりのっています。

でも先生の“正しい切り方”で切っているので、
全然ねぎ臭くないんですよー。

かんずりを和えていただいても、おいしかったです!





「あおさ混ぜ海苔のチャーハン」

シンプルなチャーハンに、
たっぷりの細ねぎとあおさ混ぜ海苔をのせます。

フライパンで空煎りした海苔が、
香ばしくてとてもおいしいのです。

相当お腹がいっぱいでしたが、
あまりのおいしさにするすると食べられてしまう不思議。笑





先生がご用意してくださったデザートは、
「ローリエのブランマンジェ」

ローリエってお料理にしか使ったことがないけれど、
デザートにしてもおいしいですね。

爽やかで、すかっとするデザートに仕上がります。
わたしも作ってみたいなぁ。





水出しの「かぶせ茶」も三重県庁の方から教わりました。

かぶせ茶は、葉を摘む前の1週間程度光を遮ることで、
うまみ成分のアミノ酸が増えるのだそうです。

確かに“だし”のような味がしました。





内容も、いただいたお料理も、
盛りだくさんだったお料理教室。

お料理とは、何か。
調理することとは、どういうことなのか。

もちろん、
この数時間では“ほんのひとかけら”だとは思うのだけど、
松田美智子先生のレッスンを受けられたのは、
わたしにとってとても有意義な時間でした。

もちろん、
三重の食材がどんなにおいしいか、ってことも、ね。

日々のお料理に、活かしていきたいと思います。




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