【台北】九イ分

中国語表示が文字化けするので、変な文字になっていますが…
ごめんなさい。

台北で来たかった場所のひとつが「九イ分（ジョウフェン）」





台北からは電車とバスを使うことがポピュラーなようですが、
わたしは乗り換えなしで来れる路線バスを使いました。

1時間くらいかかりますが、乗りっぱなしって楽なので…

ただ、行きのバスはサスペンションが悪く、酔いました。
帰りは新しいバスだったので、とても楽。
バスに、当たり外れがあるので要注意です。





ぐんぐん山をのぼって、海を見下ろすロケーション。
バスに乗っていても、ちょっと怖いくらいでした。

このあたりは金の採掘で栄えた場所なんですって。





ここが、入口。

このすぐ横には大きなセブンイレブンがあって、
少々興醒めではあるのだけど致し方ない…





商店が軒を連ねる通りが続きます。

いろいろな食べものを売るお店がひしめき合っているので、
かなりアジアな香りがします。笑





この階段がいちばん有名なのかしら？
九イ分らしい趣のある場所。

かなり急な階段で、
写真撮影をしている観光客も多いので
ところどころで詰まります。





なぜ九イ分に来たかったのかというと、
侯孝賢監督の「非情城市」という映画の
舞台になった場所だから、
という理由が大きいかな。

その映画には若かりし頃のトニー・レオンが出演しています。

そういえば、香港に行ったときも
「恋する惑星」のエスカレーターに行ったなぁ。


ここからは、九イ分グルメを少々。
お茶屋さんは後日ご紹介するとして。





これ、何だと思いますか？

わたしはてっきり、
くずもちにきなこがのっている、みたいな
スイーツだと勘違いしたのですが。





食べてみると、どちらかというと“おかず”っぽい味で、
魚のすり身に乾燥葱をのせて、
その上からみたらし団子のたれをかけた、みたいな感じ。

お皿を洗わなくていいように
ビニール袋をかぶせているあたりがステキ。笑





これは、クレープ、なんですけど。

上にのってるのは、かつおぶし？？





正体は、ナッツがぎっしり詰まった巨大な飴を、
かんなで削ったもの。

かんな、ってすごくないですか？笑





しかもなぜかパクチーが入る。
うーん、なぜパクチー。不思議。

そしてアイスクリームをふたつのせて、
くるっと包んで出来上がり。

並んで買ったのですが、
パクチー抜きにしている人が多かったです。





今思えば勇気を出してオリジナルを食べてみればよかったけれど、
わたしもパクチー抜きにしてしまった…

ビニール袋に入れて、
その上から大胆にもじょきじょきっと
はさみで二等分してくれます。





入口そばにあったシュークリーム。

入口そば、ってことは、
出口そば、でもあるわけで。

最後のしめくくりに、シュークリームを。





中にはタロイモのクリームが入っています。

シュー生地というより、
パイ生地に近いシュークリーム。

冬に台北に来た時も里芋あんの今川焼を食べたけれど、
あれももしかしたらタロイモだったのかな。



この後さらにバスに乗って、金山まで。
こちらもなかなかおもしろかったですよー。

台北からはちょっぴり遠かったけれど、
大満足の九イ分でした。