【台北】福州元祖胡椒餅

胡椒餅、といえば、
台湾小吃の定番メニューのひとつ。

胡椒がきいたジューシーな肉の餡に、
中はもっちり、外はこんがりの皮が特徴の食べ物です。

お店ごとに、皮の食感や、
お肉のスパイス加減が違ったりして、
地元の方々には「お気に入りの胡椒餅やさん」があるそうです。





わたしがうかがったのは、
龍山寺にほど近い「福州元祖胡椒餅」

台湾の旅行ガイドやサイトで、
「いちばんおいしい」と紹介されることの多いお店です。

こんな細い路地の奥にあります。





お店の前には、
焼き上がりを待つお客さんの行列が。

旅行ガイドによると、常に並んでいるそうで、
スムーズに買えることはほぼ皆無なんだとか。

なので、
まず数を伝えお金を払い、
焼きあがったらその順番に胡椒餅をもらうスタイル。





3個ある焼き窯はフル回転。

それでも、焼き上がりまでに時間がかかり、
焼けるとすぐ売り切れてしまうので、
タイミングが悪いと30分くらい待つこともあるそうです。

みなさん、買っていく数がとにかく多い。

1個や2個、なんてほとんどいません…





この窯の側面に、
お肉を詰めたおまんじゅうをはりつけていきます。

ナン、みたいな感じかな。
（もっとぎゅうぎゅうに並べますが）





胡椒餅、ゲット！

焼き立てなので、熱々です。
手に持っていても、相当熱い！笑





こんがりー♪

ずっしりと重みがあります。





中にはジューシーなお肉が詰まっています。
肉汁じゅわー、
で、熱々なので要注意。

実はわたし、
上海の焼小龍包やさんでやけどをした前科があるので、
すごく慎重に食べました。笑


台湾名物だけあって、
胡椒餅やさんは有名なところだけでも何件もあります。

自分のお気に入りを見つけたいところですが、
何件もまわるのは大変かな…

そんな時はやっぱり、
ガイドブックに頼るのも一案ですよね。

台湾で食べるお料理には
“八角”を使うものがとても多くて
その独特の風味や香りが苦手な方も多いと思うのだけど、
福州元祖胡椒餅は「食べやすいほう」ではないかしら。

スパイスもちょうどいい具合で、
赤身肉のにおいもそれほど気になりませんでした。





とても有名な龍山寺のすぐそばなので、
観光がてらちょこっと寄ってみるのもおすすめです。

どのガイドブックにも必ず掲載されているスポットですよね。





1738年創建の龍山寺は、
きちんと拝めばご利益があると有名なお寺だそうです。

仏教道教にかかわらず、
たくさんの神様が一同に集まっているお寺なんですって。





わたしも、しっかり拝んできました。

お願いごと、叶うかな！？



福州元祖胡椒餅
台北市和平西路3段109巷2弄5號
02-2308-3075
【MRT】龍山寺駅　徒歩約5分