気まぐれ徒然かすみ草

近藤かすみ 

京都に生きて 短歌と遊ぶ

箸先にひとつぶひとつぶ摘みたる煮豆それぞれ照る光もつ

ココア

2004-11-24 20:22:13 | おいしい歌
一匙のココアのにほひなつかしく訪(おとな)ふ身とは知らしたまはじ

(北原白秋 桐の花)

冷えてくると暖かい飲み物が欲しくなる。そんなときの定番がココア。
明治から大正にかけての時代でさえ、ココアは懐かしさを感じさせるものだったらしい。
去年の秋に買った飲みさしがあるのに、また買ってしまうのは、なぜだろう。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ココアの季節ですね (春畑 茜)
2004-11-28 14:37:49
この季節になるとココアが恋しくなりますね。

そういえばうちにも昨秋のココアがまだ残っています(笑)。



先日は歌をとりあげてくださってありがとうございました。

おかげさまで無事3歳を迎えました。
返信する
茜さんようこそ (かすみ)
2004-11-28 17:41:20
ご訪問ありがとうございます。短歌人11月号の「秋の細波」どれもいい歌です。

「夜の底に小さき男の子の爪を切るわが死に目にはあえずともよし」春畑茜

心がしんとしました。
返信する