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水に響かふ 和田沙都子 ながらみ書房
(2021-09-02 12:27:29 | つれづれ)
しあはせは推敲を待つ歌があり窓辺の座... -
森羅 田中律子 ながらみ書房
(2021-08-30 01:57:12 | つれづれ)
こきこきと桃の缶詰あけてをり週でもつ... -
宍道湖 堀田茂子 六花書林
(2021-08-23 11:46:12 | つれづれ)
竜胆の瑠璃一輪を志野の皿に水はりてさ... -
翡翠の連 蒔田さくら子
(2021-08-18 00:08:11 | つれづれ)
ひとつづつ花押しひらく力溜め莟むさく... -
翡翠の連 蒔田さくら子 つづき
(2021-08-18 00:04:56 | つれづれ)
雛芥子はらりと散りてあへなし断念もか... -
天地眼 蒔田さくら子
(2021-08-18 00:02:29 | つれづれ)
二十半ばに戦死せしのち下されし「おん... -
天地眼 蒔田さくら子 つづき
(2021-08-17 23:59:34 | つれづれ)
産む力われは知らねば畏れきく真夜冷蔵... -
森見ゆる窓 蒔田さくら子
(2021-08-17 23:55:35 | つれづれ)
指触れし銀の器(うつは)はたちまちに... -
琥珀夕映え 竹内みどり 柊書房
(2021-08-11 01:02:47 | つれづれ)
エアコンの裏にもがける虫あればレスキ... -
楕円軌道 松尾祥子 角川書店
(2021-08-03 22:44:44 | つれづれ)
母はもう壊れ物なり薬包紙ほどくがごと... -
九夏 小黒世茂 短歌研究社
(2021-07-21 23:52:36 | つれづれ)
草の露ふくみしづかな秋虫のからだのな... -
夕陽のわつか 乾醇子 本阿弥書店
(2021-07-13 18:05:29 | つれづれ)
咲き初めし白梅の小枝あしらはれ西京漬... -
浜竹 相原かろ 青磁社
(2021-07-08 11:08:29 | つれづれ)
くっついた餃子と餃子をはがすとき皮が... -
アネモネの風 渡辺茂子 不識書院
(2021-06-19 12:21:45 | つれづれ)
アネモネは未知の風です いつもゆくシ... -
即興曲(アンプロンプチュ)田中成彦
(2021-06-15 00:32:14 | つれづれ)
昭和期の店の半ばは仕舞はれて昼なほし... -
無常の武蔵野 宮田長洋 六花書林
(2021-06-12 11:19:54 | つれづれ)
武蔵野の木々に曾ては護られて遠き世の... -
未完成霊 諸岡史子 本阿弥書店
(2021-06-04 00:19:10 | つれづれ)
壁にある写楽の寄り目月齢の太るにつれ... -
無人駅 山本枝里子 ながらみ書房
(2021-05-31 11:59:43 | つれづれ)
あやとりの母のゆびさきよく動きうごき... -
サンドマンの影 万造寺ようこ 本阿弥書店
(2021-05-30 00:36:25 | つれづれ)
梅雨空は川の上まで降りてゐてやはらか... -
森へ行った日 川本千栄 ながらみ書房
(2021-05-21 18:03:33 | つれづれ)
からだは劣化していくあなたへと渡した...