席を譲る。

席を譲るために必要なこと・・・それは、自分が席に座っていること。

当然のことなのですが・・・昨日の帰りの中央線での出来事。幸運にも、前の方が降りたので、久しぶりに座ったところ、斜め前に60過ぎぐらいの方が来られた。女性の年齢に疎いため、もっと、高齢なのかもしれません。上品な身なりの方でした。で、私の隣の人は、知らんぷりでスマホにうつつを抜かしている。当然、私は「お座りになられますか？」と言って席を譲る。

で、ここからがいつもと違う展開。席を譲った後に「次の次の駅で降りますので、それまで座らせていただきますね」と言われてしまった！あちゃ～無理に座らせてしまったか・・・と、ちょっと後悔。。。

すぐに目的の駅についてしまった。下車しようとする女性に対し、「無理強いしてしまったようで、かえって申し訳ございません」と声をかけると「足が痛くて、席を譲っていただき大変助かりました」という言葉をいただき救われました。

席を譲るのも、意外と大変なのです。それゆえか、この前、妊婦になった元部下に話を聞く機会があったのですが、席を譲ってくれる方は、ほとんどいないとのこと。譲りたくても譲る方にプレッシャーがあって、一言がいいだせないのかもしれません。

でも、やはり席は譲るもの。そう信じて、これからも譲り続けたいと思います。