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生涯学習の部屋

資格取得数243。6つの修士と19の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

法科大学院、淘汰の足音・・・

2010年06月21日 21時38分45秒 | ちょっと立ち止まって・・・
タイトルは、今朝の日経の12面の記事からである。

姫路獨協大学が法科大学院から撤退することについて、記事がかかれていた。

>04年度に316人だった志願者は今年度、3人に落ち込み、入学者はゼロ。

なんだか、本当に、切なくなってしまう。

法科大学院の交付金配分も「合格実績などを加味検討」とかかれている。法科大学院とは、司法試験に合格しないと評価されないものなのであろうか?

現状の司法試験において、法科大学院の修了生が合格できる可能性は、医師と比較してもかなり低いといわざるを得ない。なぜ、医師国家試験並に合格者を出せないのだろう。

あるいは、司法試験も「労働法」や「民法」あるいは「刑法」等、分野を限定して合格できる制度とし、特定の分野を専門とする特化した弁護士でもいいのではないか?

難易度が高すぎる。この日経の記事に、当初、法科大学院の修了生は「7割が法曹になれる」という話があった。それでいいと思う。大学院まで修了して、低い合格率だと報われない。

人命を直接的に担う医師より、弁護士の合格率が低いのは、なんだか、複雑な思いである。無論、医師になるような方々は、もとより、偏差値が高いということもあろう。されど、法科大学院に合格する人もかなり知的水準の高い方々といえる。むやみに試験に不合格となる必要はなかろう。

司法試験に合格できないと、存在価値すら否定される法科大学院。淘汰され続ければ、残った法科大学院に合格できれば、それこそ7割の方々が司法試験に合格できるのかもしれない。しかし、その姿は、東京・大阪等主要都市の一部の大学院が残るに過ぎないのかもしれぬ。

学習するのに窮屈な、また、社会人大学院生など許されぬ、大学卒業と直結するような形となるだろう。なんせ、大学が少なくなって、難易度が高くなった上、評価基準が試験の合格実績だから、若くて記憶力の高い者、あるいは、ついこの間まで学生をやっていた者が有利になるはずである。

これから、夜間の法科大学院が増えてくると思っていたが、生涯学習社会と逆行するような雰囲気である。昼夜を通して学習できるような、学習に専念できる者しか、法科大学院に合格しない時代がくるのであろう・・・

「淘汰」という言葉で片付けられて、本当にいいことなのであろうか・・・
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次の目標は・・・

2010年06月21日 21時20分00秒 | 大学評価・学位授与機構
機構の試験を受験して、まだ1週間ちょっと。

しかし、そろそろ、次の専攻を決めなければならない。なんせ、次のレポート提出まで100日程度しかない。専攻を決め、テーマを決めないことには、モチベーションが高まらない。

現状、2010年度10月期までに受験資格がそろいそうな専攻区分は以下のとおりである。

・家政学
・栄養学
・農学
・文学(歴史学)
・理学(総合理学)

このように、受験できる専攻区分は多数ある。しかし、適切なレポートのテーマが思い浮かばない。ネタを探さなければならないのだ。

面白いテーマが見つかればいいのだが・・・
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