Weblog喫茶 モンブラン

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こころのエンジンに火をつけろ:15年ぶりのドライビング・プレジャーを味わう

2006-04-11 22:12:10 | 楽しいイベント

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
このブログでも何回か、クルマの記事を書いたことがありますが、私は結構クルマが好きです。
昔はあの分厚い「カー・グラフィック」とか毎号購読していました。よくわからなかったけど。
(^^;
体調が良かった頃は毎年東京モーターショーにも行っていましたよ。

札幌で学生時代に免許も取っており、就職したらクルマを買おうと思っていたのですが、いざ上京してみると、東京の混んだ道でクルマを転がす自信が持てず、そのままペーパードライバーに。
公道における生涯走行距離は、10kmくらいでしょうか・・・。
そのまま結婚し、夫・ぱぴりおを唯一の運転手とこれまで頼ってきたのでありました。

しかーし!
このままあの、胸ときめくドライビングの快感を、二度と経験せずして年老いてしまってよいものか!
私だって一度くらい、箱根を攻めてみたい! σ(^◇^; すごくあぶないけど。

というわけで、JAFで開催されている「センスアップドライビングスクール・ペーパードライバーコース」に参加し、15年ぶりに(笑) ”走る・曲がる・止まる” を体験してきました。

会場は東京の「むさし小金井自動車教習所」を借り切って行われます。私の参加した回の参加者は11人。おじさんが一人で、後は中年女性が多いですね。
運転姿勢など基本事項の説明の後、3台のオートマ教習車を使って実際に走ります。
順番が来るまで、まずはJAFのトラックに搭載されている「ドライビング・シミュレーター」で、運転のシミュレーション。


実際の車よりも操作がしにくく設定されているイジワル・シミュレーターで、子供の飛びだし・前方不注意の右折車・無理な追越のバイクなど、どんどん出てくるイジワルなシチュエーションをかわしつつ進みます。


皆、おたおたしていて交差点を曲がり損ねたり、追突したり。
かくいう私も、飛び出してきた人をはね(^◇^;;、交差点を曲がりきれず壁に激突し、脇道から出てきた車と60km/hで側面衝突し、もう帰りたくなりました。

しかし、くじけずいよいよ教習車での運転にチャレンジ。小雨の中、顔を少々ひきつらせつつ、運転席へ。
教官を勤めてくれるJAFのお兄さんに、「ブランクはどのくらいですか?」と聞かれ、元気よく
「15年です (^^)」
と答えると、「そうですか~、では外周をゆっくり回ってみましょうね~」
と、特に驚かれもせず言われたのでほっとしました。



ええ~と、ブレーキを踏んでエンジンをかけて、シフトレバーをDに入れて、サイドブレーキを外して・・・。

のろ。

「うわぁっ、動いたっ!」
「はい、動きましたよー」とちっとも動じない教官。さすがです。

そのままのろくさのろくさ・・・20km/hで、ぐるぐるコースの外周を回り、ちょっと慣れてきたところで左折・右折や一時停止をやりました。
右折する時、何をどう間違ったのか、交差点の真ん中で「びゅーっ!」とウインドウォッシャー液が飛び出し「うおぁっ!」と叫んでしまった時には、教官も思わずウケていました。

実車での教習は30分くらいでしたが、丁寧に教えてもらえて、決して怒らないとても優しい教官だったので、私もド下手ながら大変楽しく、久しぶりにドライビング・プレジャーのひとかけらを味わいました。

ぱぴりおも私が前向きにチャレンジしたことが嬉しいようで、「じゃあまた練習してみようか」と言ってくれています。
講習会の終わりに、教官に「今度のJAFのドライビングスクールには、ランチャ・デルタ・インテグラーレを転がして来ますから!!」と宣言してみました。
教官、動じず「ランチャは壊れますよ~・・・」とにこやかに返してくれました。

ランチャは無理でも、S2000くらいで、いつかは海に山に攻撃を仕掛けてみたいものですねー。道は遠いなぁ・・・。
JAFの皆さん、ご親切にありがとう!