モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
ぱぴりお不在のちょっと淋しいヴィシア家ですが、楽しくいきましょう。
今夜から短期集中連載・巨匠(笑)しゅんしゅん作・絵のファンタジー小説、
「ふしぎな地図」をお送りします!
では、はじまり、はじまり~。
「ふしぎな地図」 しゅんしゅん作・絵
ある日、ピーチとマリオは公園に行こうと思いました。中央広場には、いつもハトがいるからです。
いつものように二人が出かけると、ふつうのハトにまじって、手紙をくわえたまっ白なハトがいました。
そのハトは二人を見つけると、手紙をおとしてとんでいってしまいました。
「あれ、何だろう?」マリオはふしぎそうにそれをながめました。
「ちょっと、見てみたら?」ピーチは、手紙の中が知りたくてたまらないようです。二人は、手紙を読むことにしました。
「えーと、じゃあ読むよ、といっても地図じゃ読めないか。」
「えっ、それって地図なの!?」ピーチはおどろきました。
「うん、そうみたいだよ。」
「ねえねえ、私にも見せて!」
ピーチはしばらくながめていましたが、はっと気がついて言いました。
「これって、宝島の地図じゃない?」
「たぶん、そうじゃないかな。それに、ここにアオギリ島って書いてある。アオギリ島ならすぐ近くにあるから、いってみる?」
ピーチは目をかがやかせて言いました。「うん!!」
それから二人は船をかりて、アオギリ島へむかいました。この時、この島の運命が大きくかわろうとしていたのに、二人は気づきませんでした。
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さて、アオギリ島で二人を待ち受けているものは・・・?
巨匠の想像力が冴える次回をお楽しみに!