Weblog喫茶 モンブラン

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たまには根性勝負:立川・昭島マラソン!涙の3km完走!!

2006-03-12 22:50:43 | 楽しいイベント

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
昨日はブログ開設1周年に、温かいコメントを本当にありがとうございました。
おかげ様で2年目に突入しましたこのブログ、これからもどうぞよろしくお付き合いくださいね!

さて、私は自他共に認める「カラダの弱い」人間です。(^◇^;
しかも病後は一層体力が低下し、一応ジムでプールなど時々してはいますが、筋力もスタミナもないことこの上なく。
このままではナイスな中年ライフ(笑)を送れないのでは・・・と、かねてより危機感を持っておりました。

夫・ぱぴりおも、やはり昨今の体力低下に焦っていたようです。
結構走るのが好きな方のぱぴりお、近郊でこの春、マラソン大会が開かれることを知り、私や子供向けの3kmレースもあるということで、初の4人全員での参加を申し込みました。

大会は「第25回 立川・昭島マラソン」。

東京都立川市の「昭和記念公園」という、広大な公園がコースです。

ぱぴりおは、10kmレースに挑戦。
コースは下の通りです。(S:スタート、F:フィニッシュ)
前半は、隣接する警視庁飛行センターの滑走路をぐるぐる2周くらい走るという、心理的にきついコースです。(ぱぴりお談:「3km先を走っている人が見えちゃうんだよね~」)


私としゅんけいは、3kmレースに挑戦です。


公園があまりに広大で、立川駅から会場まで果てしなく歩く羽目になり、普段体力のない私は、行く途中でもう歩けなくなってしまい、不参加棄権か?と思いました。
しかし、ぱぴりおとしゅんけいに先に行ってもらい、一人で休んでいるうちに、「せめて受付まで行って、ゼッケンぐらいはもらわなくては」と思い、受付までがんばって歩きました。

受付で家族と合流し、後は荷物番をしながら待っていようと思いましたが、彼らが先に始まるぱぴりおの10kmレースのスタート地点に向かい、一人残されて周りの走る準備をしている人たちを眺めているうちに、「このまま参加もしなかったんじゃ、いつもしゅんけいに『途中であきらめるな』って言ってるのに、親として示しがつかないなぁ」と思い始めました。

「3km全部歩くことになってもいいから、絶対完走しよう・・・」
と思い、ぱぴりおのスタート後戻ってきたしゅんけいに、ヴィシアすっくと立ち上がり、再び参加宣言。
彼らも応援してくれたので、小学3・4年生の部より30分早く、一般男子・女子・中学生の部でスタートしました。

レースに備えて練習しておこうと思っていたのに、怠けていて全然走り込みしていなかったので、あっという間にスタミナが尽きて、続けて走れたのは、かろうじて最初の400mくらいだったでしょうか。
あとは、最下位グループの中で、ぽたぽた歩いては時々ちょびっと走り、また息が続かなくなっては歩き・・・で、全体の7割くらいは歩いてしまったような気がします。

でも、この根性無しのワタクシでしたが、決して、一度も立ち止まることはしませんでした。
橋をくぐる時、橋の上から見知らぬ中学生の女の子が、のろのろ走っている私に「がんばれー」と笑顔で手を振ってくれました。嬉しかったなー。言葉を返す余裕はなかったけれど、私も手を振りました。

そして、ついに
「FINISH」と横断幕のあるゴールが見えてきました。
後からスタートした小学生の部の、生きのいい男の子たちにどんどん抜かされながら、それでも「絶対ゴールラインは、歩きじゃなくて走ってくぐるのだ!!」と、残った根性全部かき集め、よれよれになってゴールイン。

3kmに29分もかかっちゃったけど(ほとんど走ってないですよね・・・)、完走したのだ!


てっきり私が荷物番をしているものと思っていたぱぴりお、レースを終えて戻ってきたら私がおらず、スタート前のしゅんけいに「参加したよ?」と聞いて驚いて、ゴールのところで待っていてくれました。
上の「完走証」をもらって、ぱぴりおを見つけて「完走したよ!」と見せたら、すごく遅かったので情けないのですが、「がんばったなぁ・・・」と思わず自分でうるうると・・・。

こんな「なんちゃってマラソン」体験でしたが、久しぶりにとことんカラダを動かしたので、バテバテですが達成感はありますね~。
やっぱり、棄権しないで完走してよかったです・・・。ちょっと自信になりましたね。私だってやればできるんだよー。