LUNACY

cygnus' blog

『野火』

2015-08-22 20:58:21 | 映画
塚本晋也監督・主演
ユーロスペース

大岡昇平原作

従来同様の塚本テイストの映像(青い・黒い・仄暗い、かつwet)と音楽(不協和音・ディストーション、かつ爆音気味)が、ストーリーに相乗効果を与えている戦争映画でした。
迫力というか、何か全方位から圧しを受けている感じ。

極限状態での、人間の振る舞いと人間関係。
窮極には、人とは?という問いかけ。

パンフレットまだ読んでませんが、とりあえず、この夏一番インパクトある映画でした。
原作(ほか大岡昇平作品)を読んだり、市川崑による版も観ておくべきかも…。
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「人生スイッチ」

2015-08-22 01:26:55 | 映画
ペドロ・アルモドバルがプロデューサーを務めた作品。
オムニバス形式で複数のエピソードが並びます。
ブラックユーモアとか、映画情報に書いてあったけれど、ユーモアかなぁ?(汗)
とりあえず、皮肉な結末の並ぶブラックなオチが続いて、ラストのエピソードだけが(それを踏襲しかけて)ハッピーエンドにした感じ。
まぁまぁって感じでした。

最初のエピソードは飛行機が出てきて、あぁ~アルモドバルっぽいなという感じはありましたが。
ペネロペ・クルスは出てきません(笑)。
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迎賓館赤坂離宮

2015-08-22 01:01:46 | 街・散歩・小旅行
今度は、東京のに見学に行ってきました!

御由緒としては(以下、パンフレットより)――
紀州徳川家の江戸中屋敷の敷地に1909(明治42年)に東宮御所として建設されたもの。
国内唯一のネオ・バロック様式の西洋風宮殿建築。
昭和天皇や今上天皇が一時期お住まいになった以外、東宮御所として余り使用されることなく、戦後、建物、敷地ともに皇室から行政へ移管され、国立国会図書館、内閣法制局、東京五輪組織委員会などの公的機関に使用されていました。

それで、1968年から5年あまりかけて大改修の後、1974年に迎賓館として再デビュー。
2009年12月、創建当初からの建造物である旧東宮御所本館、正門、主庭噴水池などが、国宝指定。

一般公開で見学できるのは、
彩鸞の間、花鳥の間、中央階段・2階大ホール、朝日の間、羽衣の間。
撮影禁止ですので、写真はありません。

空間の精神性や、豪華絢爛さは、うわぁ~って感じで、ちょっとだけヴィスコンティの映画に入り込んだ感じかな。
海外の宮殿で、僕が観たことがあるのは、ロシアのロマノフ王朝の宮殿を利用したエルミタージュ美術館とエカテリーナ宮殿(どちらもサンクトペテルブルグ)だけだけれど、そのときの感覚を思い出す感じでした。


撮影可能なのは建物と主庭・噴水だけです。天気悪くて、タダでさえ下手な写真がますます残念なことに(泣)。
噴水越しに主庭から
主庭の南東側から
お花を入れて流れを出してみました
正面。広角21mm(相当)使っているのに、両翼が入り切りませんでした(笑)。
西門側から(でも、本館向こうの建物が写真の邪魔...orz)
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