著者の栄光学園での集中講義録をまとめた本。
頑張って400ページに収めた感じ。
日本の近代史を各戦争へ突入するまでの政界・財界・軍・民衆の意識の動きを丹念に追っている解説。
われわれは、学校の授業では、まだまだ、近代を上っ面だけなぞって教わって終わりだったんだなと思い知らされました。
とくに、この加藤先生の著作は、キーとなる人物の人物像や書簡などから迫っているのがポイントだと思う。
参考文献・資料も充実。
この本が出版されたときの池上彰サンとの対談は、コチラ。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110802/221831/
野中郁次郎「失敗の本質」、猪瀬直樹「昭和16年夏の敗戦」、保阪正康「あの戦争とは何だったのか」
とあわせて読んでおきたい一冊。
もちろん、ただでさえ当時の人の記録・記憶の曖昧さや矛盾などもあるし、資料も膨大なので、これらの本の中で矛盾もあるような気がしますが、とにかく、過去に学ぶことは大事かと。
頑張って400ページに収めた感じ。
日本の近代史を各戦争へ突入するまでの政界・財界・軍・民衆の意識の動きを丹念に追っている解説。
われわれは、学校の授業では、まだまだ、近代を上っ面だけなぞって教わって終わりだったんだなと思い知らされました。
とくに、この加藤先生の著作は、キーとなる人物の人物像や書簡などから迫っているのがポイントだと思う。
参考文献・資料も充実。
この本が出版されたときの池上彰サンとの対談は、コチラ。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110802/221831/
野中郁次郎「失敗の本質」、猪瀬直樹「昭和16年夏の敗戦」、保阪正康「あの戦争とは何だったのか」
とあわせて読んでおきたい一冊。
もちろん、ただでさえ当時の人の記録・記憶の曖昧さや矛盾などもあるし、資料も膨大なので、これらの本の中で矛盾もあるような気がしますが、とにかく、過去に学ぶことは大事かと。