LUNACY

cygnus' blog

『下弦の月~ラスト・クォーター』

2004-10-23 02:18:27 | 映画
コレは、ストーリーは最初から期待していなかったです(笑)。
ただ、二階健監督。映像や美術がきれいなのだ。
ミュージック・クリップ撮影の方面から入ってきた人。岩井俊二監督も最初はミュージック・クリップを制作していましたね。

この二階監督の作品である"soundtrack"(SUGIZO主演)を観ていて、映像的に要チェキな人物にオイラはカウントしていたのだ。

矢沢あいのコミックが原作。いくつかの恋愛が不思議なsynchronizeを見せます。誰と誰が符合するのか気をつけてみましょう。
ただ、見ている方が恥ずかしくなるようなシーンや台詞あり(笑)。そこはファンタジー映画だから(笑)、寛容に(笑)。
ラストがなぁ。オイラだったら、アダム(HYDE)が『エリザベート』のトート閣下よろしく、美月(栗山千明)を黄泉の国へ連れて行ったまんま返さないで、悲劇にするけれど(笑)。モチロン。
安西知己を演じた成宮寛貴。今回もちゃんと観ていられました。ストーリーと台詞が不自然なところある(←現実からみたら)から、それを考えたら十分OKなのでは? 甘いかな? でも、オイラは『お気に召すまま』の方がナマのせいもあってか、ずっと良かったけれど(笑)。あと、鎌倉ロケ+成宮くんだと『ラヴァーズ・キス』とかぶった(笑)。
それから、落合扶樹(もとき)くん。あぁ「アッパレさんま大先生」にでていた頃が懐かしいわっ。すっかり大人びちゃって背が高くなっちゃって(笑)。この前観たのが、3年前かな? 『ホギララ』だった。あの頃と較べても声変わりしちゃって(笑)。
伊藤歩も今回はOK。"Beiever"はちとつらいところあったけれど(笑)。

とにかく、「あぁ、いかにもミュージッククリップ出身の人だなぁ」っていうテイストの映像です。実際、一部HYDEのミュージッククリップ使ってますし。
何よりも、"soundtrack"のときと同様、フィルター(青が多い)撮り(または、そのようなdigital映像効果)が多いです。それに、くすんだテイストの美術。種田陽平さんに近い感じもするけれど、やはりちょっと違うかな。

それから、ココまで、センスの良い画像のファンタジー映画作られちゃったら、某監督(あえて書きません(笑)。私のホムペにも出てきません(笑))は立場がないねぇ(笑)。


しりとりは、『ドン・キホーテ(Don Quixote)』。量販店ではなくね(笑)。セルバンテスの小説の方。
これが『ラ・マンチャ(La Mancha)の男』のことだと知ったのは実は最近です(恥)。
バレエの『ドン・キホーテ』を今度の18日観に行きます。熊川哲也Kバレエカンパニーだったりする(笑)。
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