LUNACY

cygnus' blog

『家の鍵』

2006-06-11 09:31:44 | 映画
@岩波ホール
ジャンニ・アメリオ監督

主人公のイタリア人と子役とシャーロット・ランプリング。
三人の演技がよかったです◎
特に子役が素晴らしいと思いました。

出生時以来15年ぶりに対面する障害のある我が子の【無邪気さ】に振り回され翻弄される主人公が、親子の距離を縮めていく姿が描かれています。
んで、シャーロット・ランプリングが、別な障害児の母親で、折りにふれて助け船。最後はロードムービーの手法取り入れてます。
絶望的にならないように配慮のある映画だとも思います(ソレがよいかどうかは別にして)。

仮にもし自分に子どもがいたとしたら、自分はどう「親子の絆」を紡ぎあげていくのかということを考えさせられた作品でした。
そして、10年前のハタチそこそこときの自分が見るのと、30代になった今の自分見るのでは、感じかたが違っているだろうなと思わせられる作品でした。
そして、また、障害児教育や医療に携わっていたら、もっともっと違った見方しているだろうと思います。

あと、シャーロット・ランプリングのような女優さんは、ナカナカ日本にはいないというか、出てきて欲しいタイプの女優さんですね。
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