『沙門空海 唐の国にて鬼と宴す』(コミック版)第1巻

夢枕獏原作の小説を、大西美生子が漫画化

空海についてのストーリーで、来年、映画公開とのことで気になったので、読んでみました。小説の原作は長編4冊の大作。

遣唐使として長安に渡った、橘逸勢とのコンビの掛け合いで展開するストーリーなんですね。
先日読んだ「玻璃の花」みたいに、【取り憑き】ものが暗躍するお話。

なんだかんだ、空海も怪しい人物なんだろうなぁ。だからこその魅力というべきなのかも。

あと、初めて知ったのが、遣唐使は20年留学しないといけないということ。
阿倍仲麻呂の歌の意味を、いま一度かみしめましたわ。