最近のMTBでは珍しくなった、フロントフォーク込みのフレームセットです。
MSC・WCR 29er
なかなかニクいところを突いていますね!
http://msproducts-jpn.com/?p=657
私、MSCが走っているところを見たことがありません。さらに! 店で展示してあるのも見たこともありません(苦笑)。展示会ではあるんですけど……。
でも伝え聞けば、結構良いバイクメーカーみたいです。本国ではバイクのみならず、アクセサリー類、工具、ウェアなど非常に幅広く扱うかなりの大手のようです。
このバイクのウリはズバリ、価格です。一応日本のカタログに出ているWCS 29erのフレーム販売は9万4500円ですから、値引きになっているだけでなくフロントサスペンションとヘッドセットもオマケに突いてくる! というなんとも美味しいセットとなっています。まあ、急激な円高ユーロ安が手伝って2012年には6万2790円になるようですけど(笑)。
Fサスはコーワ・100CE 29er。図らずもちょっと前に私のアンテナに引っかかってくれたヤツです。トレイル系スチールフレームなら6万円近辺でありますが、アルミ、29er、フォーク付きというようなセットは10万円以下ではまず見られません。あとはホイール系を買い足せば、手持ちのバイクから無理なく29erにステップアップ出来ます。
アルミはなんだか倦厭されている傾向がありますが、非常に優れた素材です。確かに疲労強度などはデータ上でこそイマイチですが、ブレーキボディやリムに使われていることからもきっちりと設計すれば全く問題ないことが分かります。フレームは、スチールだろうがチタンだろうがカーボンだろうがへたる時はへたります。それは高機能を実現するために削っているところがあるからです。
ただ最近は、カーボンに高級モデルの主流が移り、単純に高級というか手を掛けたアルミフレームがないのもまた事実。全盛期にも50万を超えるようなアルミフレームなどはほとんどありませんでしたから。そういった意味で良いアルミフレームが少なくなったことは否めません。
どんな素材も長所も短所もあります。その真価を発揮させるにはやはり手間やお金が掛かります。それらなくしてやはり良いバイクは存在しないでしょう。カーボンは超高級か、最安値のグレードにこそ恩恵があると思います。プリプレグ数枚で剛性コントロールが出来ますから。
このバイクも超高性能! という訳ではないでしょう。しかしアルミならではの反応性の良さ、カーボンにはない安心感、なにより軽さがあります。大滝を走ったり、日に100キロとか走る人はそうはいないでしょう。もっともトレイルを真面目に走ると、30キロくらいでへとへとになってしまいますけど。それくらいならこのフレームに不満を抱くことはまず無いかと。
これなら、試す価値オオアリでしょう!
MSC・WCR 29er
なかなかニクいところを突いていますね!
http://msproducts-jpn.com/?p=657
私、MSCが走っているところを見たことがありません。さらに! 店で展示してあるのも見たこともありません(苦笑)。展示会ではあるんですけど……。
でも伝え聞けば、結構良いバイクメーカーみたいです。本国ではバイクのみならず、アクセサリー類、工具、ウェアなど非常に幅広く扱うかなりの大手のようです。
このバイクのウリはズバリ、価格です。一応日本のカタログに出ているWCS 29erのフレーム販売は9万4500円ですから、値引きになっているだけでなくフロントサスペンションとヘッドセットもオマケに突いてくる! というなんとも美味しいセットとなっています。まあ、急激な円高ユーロ安が手伝って2012年には6万2790円になるようですけど(笑)。
Fサスはコーワ・100CE 29er。図らずもちょっと前に私のアンテナに引っかかってくれたヤツです。トレイル系スチールフレームなら6万円近辺でありますが、アルミ、29er、フォーク付きというようなセットは10万円以下ではまず見られません。あとはホイール系を買い足せば、手持ちのバイクから無理なく29erにステップアップ出来ます。
アルミはなんだか倦厭されている傾向がありますが、非常に優れた素材です。確かに疲労強度などはデータ上でこそイマイチですが、ブレーキボディやリムに使われていることからもきっちりと設計すれば全く問題ないことが分かります。フレームは、スチールだろうがチタンだろうがカーボンだろうがへたる時はへたります。それは高機能を実現するために削っているところがあるからです。
ただ最近は、カーボンに高級モデルの主流が移り、単純に高級というか手を掛けたアルミフレームがないのもまた事実。全盛期にも50万を超えるようなアルミフレームなどはほとんどありませんでしたから。そういった意味で良いアルミフレームが少なくなったことは否めません。
どんな素材も長所も短所もあります。その真価を発揮させるにはやはり手間やお金が掛かります。それらなくしてやはり良いバイクは存在しないでしょう。カーボンは超高級か、最安値のグレードにこそ恩恵があると思います。プリプレグ数枚で剛性コントロールが出来ますから。
このバイクも超高性能! という訳ではないでしょう。しかしアルミならではの反応性の良さ、カーボンにはない安心感、なにより軽さがあります。大滝を走ったり、日に100キロとか走る人はそうはいないでしょう。もっともトレイルを真面目に走ると、30キロくらいでへとへとになってしまいますけど。それくらいならこのフレームに不満を抱くことはまず無いかと。
これなら、試す価値オオアリでしょう!