BIKEBIND自転車日記ブログ2

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2012 MSC・WCR 29erフレームセット

2011-11-26 21:12:00 | 自転車
最近のMTBでは珍しくなった、フロントフォーク込みのフレームセットです。

MSC・WCR 29er


なかなかニクいところを突いていますね!


http://msproducts-jpn.com/?p=657


私、MSCが走っているところを見たことがありません。さらに! 店で展示してあるのも見たこともありません(苦笑)。展示会ではあるんですけど……。

でも伝え聞けば、結構良いバイクメーカーみたいです。本国ではバイクのみならず、アクセサリー類、工具、ウェアなど非常に幅広く扱うかなりの大手のようです。

このバイクのウリはズバリ、価格です。一応日本のカタログに出ているWCS 29erのフレーム販売は9万4500円ですから、値引きになっているだけでなくフロントサスペンションとヘッドセットもオマケに突いてくる! というなんとも美味しいセットとなっています。まあ、急激な円高ユーロ安が手伝って2012年には6万2790円になるようですけど(笑)。

Fサスはコーワ・100CE 29er。図らずもちょっと前に私のアンテナに引っかかってくれたヤツです。トレイル系スチールフレームなら6万円近辺でありますが、アルミ、29er、フォーク付きというようなセットは10万円以下ではまず見られません。あとはホイール系を買い足せば、手持ちのバイクから無理なく29erにステップアップ出来ます。

アルミはなんだか倦厭されている傾向がありますが、非常に優れた素材です。確かに疲労強度などはデータ上でこそイマイチですが、ブレーキボディやリムに使われていることからもきっちりと設計すれば全く問題ないことが分かります。フレームは、スチールだろうがチタンだろうがカーボンだろうがへたる時はへたります。それは高機能を実現するために削っているところがあるからです。

ただ最近は、カーボンに高級モデルの主流が移り、単純に高級というか手を掛けたアルミフレームがないのもまた事実。全盛期にも50万を超えるようなアルミフレームなどはほとんどありませんでしたから。そういった意味で良いアルミフレームが少なくなったことは否めません。

どんな素材も長所も短所もあります。その真価を発揮させるにはやはり手間やお金が掛かります。それらなくしてやはり良いバイクは存在しないでしょう。カーボンは超高級か、最安値のグレードにこそ恩恵があると思います。プリプレグ数枚で剛性コントロールが出来ますから。

このバイクも超高性能! という訳ではないでしょう。しかしアルミならではの反応性の良さ、カーボンにはない安心感、なにより軽さがあります。大滝を走ったり、日に100キロとか走る人はそうはいないでしょう。もっともトレイルを真面目に走ると、30キロくらいでへとへとになってしまいますけど。それくらいならこのフレームに不満を抱くことはまず無いかと。

これなら、試す価値オオアリでしょう!



Macbookのアルミ部分

2011-11-26 09:45:00 | その他
今更って言えば今更なんですけどね(笑)。アルミ削りだしヘルメットを見てたら思い出したもので。




私が使っているのは随分旧型のマックブックプロなんですが、ハードディスク交換のためにばらしたときには、こんな切削跡はなかった気がします。これはバッテリーが交換できないユニボディからなんでしょうね。

鍛造、鋳造ももちろん好きなんですが、削りだしというのはこう、男の浪漫を感じますね(笑)。通常、コストがかかるのでここまでの普及品には採用されない工法なんですが、ジョブズのこだわりがここにも現れています。いや逆にここまでの台数が出るから結果的に安くなったのかな?

個人的にはどうも最近のアップルのキーボードが好きではないのですが、いい加減にへたっても来ていますし、トラックパッドはかなり使いやすそうなので惹かれている毎日です(笑)。

ピナレロ・ドグマ2 カンパ・EPS限定モデル

2011-11-25 22:33:00 | 自転車
来年の1月予定ということです。すでに一部のサイズでは売り切れサイズも出ているとか。


http://misanet.mo-blog.jp/masaki/2011/11/20122eps_32a1.html
とりあえずEPS一番乗りですね。モデルチェンジしたばかりのドグマ2がフレームで、カラーは写真のモビスターバージョン。ホイールはカンパニョーロボーラウルトラ2。特盛り全部のせといったところです(笑)。

●スーパーレコードEPSモデル 142万2000円

●レコードEPSモデル 133万2000円

これは高いのでしょうか、安いのでしょうか? 個人的には……、かなり高いかと(苦笑)。ちょっと比較してみましょう。

まずドグマ2フレーム・Di2(電動対応)が63万8000円、カンパニョーロ・スーパーレコードセット(一番安い組み合わせ)が 28万7700円。同じくボーラウルトラ2が39万6900円。……、すんごい価格(笑)。でもこの時点で131万円オーバーです。とすると、そんなに高くはないということですね。それどころかお買い得な感じです。

デュラDi2は機械式の倍近くですから、この時点で10万円の差しかないというのはありえない数字です。さすがファウスト、さすが限定モデル、さすが今年カンパと協力体制を築いてきたピナレロといったところです。ちょっと遅めのクリスマスプレゼントといったところでしょうか。


フォーミュラ、再上陸!

2011-11-24 23:13:00 | 自転車
フォーミュラのディスクブレーキが日本に入ってこなくなったのは、いつのことでしたか? その間にサスペンションフォーク、ホイールと意欲的な製品を次々に発表していた同社。なんとか日本再上陸です。

……いや再々上陸でした(苦笑)?






http://www.sicklines.com/2011/09/20/2012-formula-ro-disc-brake-and-speed-lock-quick-disconnect-cable-video/



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フォーミュラは、2012年にMTBディスクブレーキでエポックメイキングとなるかも知れない技術を投入します。それは『スピード・ロック・クイック・ディスコネクト・ケーブル』です。これは文字通りディスクブレーキケーブルをワンタッチで外せる技術です。一番下の写真でもちょっと分かりづらいですね。動画を見てもらえばわかりやすいかと。

ケーブル、すなわちフルードホースを着脱が出来、しかも空気が入らないのですぐさま使えるというとんでもない技術です。はあー、はあー。理解できなくもないのですが……。いややっぱりスゴイです。これならケーブルの内装化も容易です。トラブルも軽減されるでしょう。油圧システムは取り回しが長くなっても性能にはあまり関係ないというメリットがありますから。電動シフトがMTBにも導入されれば、ワイヤリングという言葉が意味を失う時代がやってくるかもしれません。

あと試乗車とかに良いかも。ブレーキの左右を一瞬にして変えることができますから。

あと全く話が聞こえてこないフロントフォーク。どうなのでしょうね、性能は? とても気になるところです。残念ながらホイールはいれないようです。ちょっと残念ですね。一つだけ、オールマウンテン系だけでいいのでいれて欲しいですなあ。

入れるのは……、ダイアテックです。



アルミ製フルフェイスヘルメット!

2011-11-23 22:26:00 | 自転車
えー、スゴイです。本当にスゴイです。

どこまで控えめに言っても……、神業の類ですね(笑)。




5軸のCNCマシンなんですが、ここまで自在とは……。というかプログラマーが泣いている姿が目に浮かびます(笑)。デモとはいえ、大変だったでしょう。

120キロのアルミ塊からたった3キロほどの物体が出来上がるなんてとんでもない贅沢な気もしますが、ま、それだけ軽量化したということで。

3軸でも自在といった感じだったのに、5軸はここまでスゴイですか。はあー。ため息しか出ませんね(笑)。こんなにド級の技術があっても、利益が上がらないのだったら……、何か根本的に売り方を間違って居るんでしょうね(苦笑)。あ、この会社の経営状況は知りませんよ(笑)。