BIKEBIND自転車日記ブログ2

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2012 ルイガノ・MTBちょいちょい

2011-11-13 23:09:00 | 自転車
さて昨日プジョーを書きましたので、もう一つのルイガノにも手を着けましょうか。正確にはガノーとなります。ルイガノの高級レンジはガノーというのが正式名称です。ややこしいですね(苦笑)。

自転車を長くやっていると、ルイガノに対して凄く良いイメージがあると言う人は少数派でしょう。新車買い換えの時は、候補にも上らないと言う人もいると思います。


http://item.rakuten.co.jp/spoke-seya/12lgs_flite_rc/
LGS-フライトRC
●素材 6013ダブルバテッドアルミ
●リヤユニット フォックス・フロートRP23
●フロントフォーク フォックス・32F 15㎜スルーアクスル 100㎜
●メインコンポ シマノ・XTR
●ブレーキ シマノ・XTR油圧式
●価格 47万2500円

http://item.rakuten.co.jp/ride-on/12louis011/
LGS-フライトAM
●素材 7005アルミ リヤ142×12㎜スルーアクスル
●リヤユニット Xフュージョン・02 RLX  ワンポイントファイブテーパーコラム 140㎜トラベル
●フロントフォーク Xフュージョン・ベルベットRL 15㎜スルーアクスル 130㎜
●メインコンポ シマノ・デオーレ
●ブレーキ シマノ・デオーレ油圧式
●価格 23万1000円


http://item.rakuten.co.jp/jitensha-box/lgs-soil2/
LGS-SOIL2
●素材 レイノルズ・525クロモリ
●フロントフォーク ロックショックス・XC30ターンキー 100㎜
●メインコンポ シマノ・アリビオ
●ブレーキ シマノ油圧式
●価格 9万1350円

私も別に嫌いでもないですが、大好きでもないという感じでした。素年前までカジュアルなイメージで売れていたブランドですが、今の時代だと逆に足かせになっているのかも知れませんね。例えばチネリやビアンキのように洒落た大人のバイクという位置づけには難しく、新しいイメージを構築する近道としては本気バイクというのが手っ取り早いのかもしれません。

10年以上前、結構触っていたときも普通のバイクが多かったです。クロスバイクは人気がありましたけどね。ところがここ数年、開発陣が良くなったのか、MTBもロードもなかなか質の高いバイクをリリースしてくるようになりました。

ルイガノであるということが理由でスルーしてしまうには、あまりにももったいないバイクがかなりあります。MTBではこの三台です。



では各バイクに行きましょう。

LGS-フライトRCなんですが、これまた……、とんでもないバイクがある物です。よく「スペックだけのスペック番長じゃん!」なんて言われる製品もありますが、ここまできたらもうスペック番長で何が悪い! という感じです。コンポはブレーキに至るまでXTR。ショックユニットは前後ともフォックス。ホイールはXT。ハンドルはイーストン・ヘヴンカーボン。ステム、ピラーにトムソンが入っています。

もう捨てるところがない(笑)。隙の一つすら見あたりません。これで29erなら2012年最強バイクだったかもしれません(笑)。26インチでも魅力たっぷりですけどね。

なんというか、オーソドックスなんです。苦手なシチュエーションもないでしょうし、初めての人でも中級者でも気兼ねなく走ることができると思います。トラベルも100㎜とロングではないですが、比較的アップライトなポジションなのでがれた道でも怖くはないでしょう。


次にガノーMTBでもっとも注目しているバイクが、フライトAMです。多分かなり分かった人が中にいるのでしょう。リヤサスは4バーリンクで130/140㎜の5インチモデル。ラピエール・スパイシーに似ていますね。XC志向のフライトRCが、トップチューブにリヤユニットを取り付けてダウンチューブのボトルケージを確保しているのとは異なり、ハイドレーションバッグを前提とした動き重視のトレイルモデルということがわかります。

剛性面も前後スルーアクスル、ワンポイントファイブテーパーコラムで万全。前後ショックに今が旬のXフュージョンを合わせたのも輸入代理店とはいえ(苦笑)、良い選択です。これが20万円前半ですか……。サイズが合うなら初めてのフルサスに一押しですね。

最後にソイル2です。これは昨年までルイガノカテゴリーに属していたはず。昇格したんですが、価格はあまり変わっていません(笑)。この価格帯でXCクロモリバイクというのも珍しくなりました。レイノルズっていうのが泣かせるじゃないですか! ちゃんとオイルダンパーのロックショックスが入っていますし、確かテクトロだったディスクブレーキもシマノ製にグレードアップしています。

どこか懐かしくもツボを押さえたバイクです。初めての人も久々にMTBに戻ってきた人も、最新性能を味わうにはもってこいではないでしょうか。

キラーな感じ……、しません(笑)?