EPS(エレクトリック・パワー・シフト)
カンパニョーロは11速化の時もそうでしたが、一気に攻めてきますねえ。すでに来春発売とアナウンスされていましたけど、よもやレコードグレードまで出してくるとは思いもしませんでした。デュラエースには3年、アルテグラにも半年ばかり遅れを取っていますが、この姿勢が吉と出るか凶と出るか……。
ともあれ、両雄の熾烈な争いが次のステージへと移りました! 人も物もライバルが居てこそ進歩します。いやあ、2012年のロードバイク最大の話題であり、近年まれに見る熱い戦いになることは間違いないでしょう!!!!
リヤディレーラー
フロントディレーラー
エルゴパワー
フロントブレーキ
リヤブレーキ
カセットスプロケット
チェーン
ノーマルクランクセット
コンパクトドライブクランクセット
バッテリー
CPU部(おそらく)
ケーブル
http://www.bikeradar.com/news/article/campagnolo-launch-electronic-eps-groups-32306
いやいや主役は遅れてやってくると言ったところですか。サイクルモードの終了を待っていたわけですね。一応世界各国での大手の自転車ショーとしては最後になりますから。まったくいやらしい(笑)。
さてスペックを見てみましょう。
重量はスーパーレコードセットで2098グラム、レコードセットで2262グラムとなります。デュラより100グラム以上軽量となっています。バッテリーはリチウムイオンで500回の充電が可能、継続距離は2000キロとのこと。こんなにポッコリ大きいのはCPU部も一体化して内蔵しているかららしいです。このユニットを簡単に取り外すことはできないとのこと。なるほど、春先にモビスタの選手がユニットを片手に持って走っていたのはこういう意味だったのですね。うーん、ちょっと不便です。また一気圧防水らしいのでバイクを水洗いしても大丈夫なようです。
スーパーレコードとレコードの差は、各部の肉抜きや素材の違い、ベアリング部のCULTかUSBかの違い。シマノとは対照的にほぼ対照的に、ほぼ互換性があると見ていいでしょう。これはどっちが良いとも言えませんね。同時期だからこそ同じに出来たでしょうが、電子機器の世界は日進月歩ですからよりベターにしていくことも考え方のひとつでしょう。
11速はこれでやっと完成を見るかもしれませんね。2011モデルは機械式も十分良くなったらしいですけど、私は11速初年度のイメージが払拭出来ていません。あれは非道かった……。今年度モデルは良いとはいえ、スーパーレコードなどをほいほい買い換えられる財力がある人ばかりではありませんから。あ、電動になってもカンパニョーロならではの上質なタッチを継承しているそうです。
今流行りのワイヤ内装は確実に抵抗が増します。電動は取り回しが関係ありませんから、データ以上のフィーリング改善が望めるかも知れません。
そしてシフトレバーを長押しすれば、一気変速も可能のようです。11速分全部! これもシマノと対照的で面白いですねえ。形状は機械式のエルゴパワーを踏襲し、親指スイッチがちょっと下に移動した感じです。どちらが支持を得るのか? とても興味深いです。
あと単純にデザインですが……。リヤディレーラーは頑張ったと思います。ケージ部分がシャープならもっと良いですけど。機械式やシマノより好みです。気になるのはパンタグラフ部からガイドプーリー側に突き抜けている棒(おそらくモーターから送り出されてくる棒のためのガイド)です。今まではこんなに派手に突きだしてはいませんでした。さらに丸棒ではなく多角形の角棒でした。先端に突いているビスも違います。市販モデルになって最終的に手を入れてきたのでしょうか?
それとフロントディレーラー。……ここはシマノもずんぐりむっくりですけど、エッジを効かせることでなんとか見られるデザインになっています。しかしカンパのこれは……、非道くありません(苦笑)? なにやらトンカチがもれなくついてきているような。ここは空間の制限も瞬間的に掛かるトルクもかなり厳しいでしょうから、しょうがないかもしれませんが。
あとはバッテリー部。……取り外しが難しいですと? ちょっと聞き捨てならないところです。誰でも電源があるところに自転車を保管できるわけではありませんし。まあこれだけの容量があればスペアのバッテリーを持って行かなくても問題なさそうですが……。
むー、カンパに望むレベルが高すぎますか? なにはともあれ、要チェックです!
成功したか否かは、2013年の各社のフラッグシップを見ればわかるでしょう。装備されているのはカンパかはたまたシマノか……。気が早すぎますか(苦笑)。
カンパニョーロは11速化の時もそうでしたが、一気に攻めてきますねえ。すでに来春発売とアナウンスされていましたけど、よもやレコードグレードまで出してくるとは思いもしませんでした。デュラエースには3年、アルテグラにも半年ばかり遅れを取っていますが、この姿勢が吉と出るか凶と出るか……。
ともあれ、両雄の熾烈な争いが次のステージへと移りました! 人も物もライバルが居てこそ進歩します。いやあ、2012年のロードバイク最大の話題であり、近年まれに見る熱い戦いになることは間違いないでしょう!!!!
リヤディレーラー
フロントディレーラー
エルゴパワー
フロントブレーキ
リヤブレーキ
カセットスプロケット
チェーン
ノーマルクランクセット
コンパクトドライブクランクセット
バッテリー
CPU部(おそらく)
ケーブル
http://www.bikeradar.com/news/article/campagnolo-launch-electronic-eps-groups-32306
いやいや主役は遅れてやってくると言ったところですか。サイクルモードの終了を待っていたわけですね。一応世界各国での大手の自転車ショーとしては最後になりますから。まったくいやらしい(笑)。
さてスペックを見てみましょう。
重量はスーパーレコードセットで2098グラム、レコードセットで2262グラムとなります。デュラより100グラム以上軽量となっています。バッテリーはリチウムイオンで500回の充電が可能、継続距離は2000キロとのこと。こんなにポッコリ大きいのはCPU部も一体化して内蔵しているかららしいです。このユニットを簡単に取り外すことはできないとのこと。なるほど、春先にモビスタの選手がユニットを片手に持って走っていたのはこういう意味だったのですね。うーん、ちょっと不便です。また一気圧防水らしいのでバイクを水洗いしても大丈夫なようです。
スーパーレコードとレコードの差は、各部の肉抜きや素材の違い、ベアリング部のCULTかUSBかの違い。シマノとは対照的にほぼ対照的に、ほぼ互換性があると見ていいでしょう。これはどっちが良いとも言えませんね。同時期だからこそ同じに出来たでしょうが、電子機器の世界は日進月歩ですからよりベターにしていくことも考え方のひとつでしょう。
11速はこれでやっと完成を見るかもしれませんね。2011モデルは機械式も十分良くなったらしいですけど、私は11速初年度のイメージが払拭出来ていません。あれは非道かった……。今年度モデルは良いとはいえ、スーパーレコードなどをほいほい買い換えられる財力がある人ばかりではありませんから。あ、電動になってもカンパニョーロならではの上質なタッチを継承しているそうです。
今流行りのワイヤ内装は確実に抵抗が増します。電動は取り回しが関係ありませんから、データ以上のフィーリング改善が望めるかも知れません。
そしてシフトレバーを長押しすれば、一気変速も可能のようです。11速分全部! これもシマノと対照的で面白いですねえ。形状は機械式のエルゴパワーを踏襲し、親指スイッチがちょっと下に移動した感じです。どちらが支持を得るのか? とても興味深いです。
あと単純にデザインですが……。リヤディレーラーは頑張ったと思います。ケージ部分がシャープならもっと良いですけど。機械式やシマノより好みです。気になるのはパンタグラフ部からガイドプーリー側に突き抜けている棒(おそらくモーターから送り出されてくる棒のためのガイド)です。今まではこんなに派手に突きだしてはいませんでした。さらに丸棒ではなく多角形の角棒でした。先端に突いているビスも違います。市販モデルになって最終的に手を入れてきたのでしょうか?
それとフロントディレーラー。……ここはシマノもずんぐりむっくりですけど、エッジを効かせることでなんとか見られるデザインになっています。しかしカンパのこれは……、非道くありません(苦笑)? なにやらトンカチがもれなくついてきているような。ここは空間の制限も瞬間的に掛かるトルクもかなり厳しいでしょうから、しょうがないかもしれませんが。
あとはバッテリー部。……取り外しが難しいですと? ちょっと聞き捨てならないところです。誰でも電源があるところに自転車を保管できるわけではありませんし。まあこれだけの容量があればスペアのバッテリーを持って行かなくても問題なさそうですが……。
むー、カンパに望むレベルが高すぎますか? なにはともあれ、要チェックです!
成功したか否かは、2013年の各社のフラッグシップを見ればわかるでしょう。装備されているのはカンパかはたまたシマノか……。気が早すぎますか(苦笑)。