グルーバイクの作り方を見てみよう

一時日本にも入っていたんですけどね。話も聞かないですし、本国のホームページを見ても日本の代理店はありませんでした。

ちょっとマニアックすぎますか（苦笑）？

でも非常に早い段階からカーボンフレームのカスタムオーダーを請け負っていた、なかなかの技術力を持つ会社です。

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グルーはオーダーが出来るんですよね。でもこんなふうに作っているとは思いませんでした。これとは別に量産ラインもあるんでしょうか？　でもインターナショナルディストリビューターを見ると、全世界的に商売をしているとは言い難いです。とするとこんな感じで作っているのかも……。

裁断機でプリプレグを切り出して、貼り合わせて型に詰めて、焼いて、各部品ごとに接着する。外連味のない、パーツ式カーボンフレームの王道な使い方です。トレックなどの似ていますね。対照的なのはすべてワンピースで作り出すモノコックです。中間が3ピース式といっていいでしょう。どれもそれぞれメリットがあります。

しかしオーダーと言っても、カーボンは型が重要です。その型をほいほい作るわけにはいきませんから、厳密に言えばセミオーダーに近いかと。今はステムもポストも制限がありますからしょうがないですね。

それでも可能な限り人に近づくというのは、ごく当たり前のことです。機材が乗り手に合わせるべきなのです。そういった基本を忘れていないのはグルーの良いところなのでしょう。