3T・エクスプローロ
3Tまでもフレームに参入です! しかもMTBで流行の兆しを見せている二つのホイール規格に対応するダブルスタンダードモデルです! おう! こうやって書くと変な意味になってしまいそうですが(笑)、文字通り700Cと650Bのホイールに対応しているという方です。
完成車
エクスプローロLTD
■スペック
●フレーム カーボン 142×12ミリスルーアクスル
●フォーク ルーテウス2LTDカーボン 100×15ミリスルーアクスル
●BB BB386エヴォ
●ホイール 700C、650B対応
●サイズ S、M、L、XL
●重量 950グラム
エクスプローロチーム
■スペック
●フレーム カーボン 142×12ミリスルーアクスル
●フォーク ルーテウス2Lチーム カーボン 100×15ミリスルーアクスル
●BB BB386エヴォ
●ホイール 700C、650B対応
●サイズ S、M、L、XL
●重量 1150グラム
ジオメトリー
エンド
シートステー裏側
ダウンチューブ ボルト穴が3つある
トップチューブにもマウントボルトが!
650Bホイールにも対応
比較データ
http://road.cc/content/news/193196-3t-launches-exploro-worlds-first-aero-graveladventure-frameset
http://exploro.3tcycling.com
いやあ、3Tもフレーム参入とはねえ……。驚きました。でもよくよく考えると、チネリ、デダ、リッチー、ITMなども作っているので当然の流れなんでしょうか? うーん(笑)?
でもコンポーネントメーカーとして有名であっても、イコールフレームメーカーで成功するとは限りません。ここは難しい所です。
そこで3Tは面白い所に目を付けました。グラベルロードです。MTBコンポもラインナップしていますが、やはり3Tの本筋はロードバイクです。でもピュアロードではかなり難しいと考えたのでしょう。ここ数年流行のグラベルロードならまだ入っていく余地があるという判断かと。しかし単純に太いタイヤの入るディスクロードを強化したものを作っても差別化が出来ません。そこで650Bにも対応するという荒技に出たのではないでしょうか?
荒技ですが、理には反していません。650Bドロップハンドルバイクというのは長い歴史があります。そしてキャノンデール・スレートのように新たな魅力を付与したモデルも出て来つつあります。エクスプローロは700Cなら40Cまで、650Bは2.1インチまでタイヤを装着できるようです。これは……、すごい! 650Bなんか、MTBのXC並ではないですか。
そして強力を仰いだのがなんと! 元(サーヴェロ)のジェラルド・ヴルーメンです! 良いところに目を付けましたねえ。オープンサイクルが暇なんでしょうか(苦笑)?
バイク自体に目を移してみると……、良くできています。前後スルーアクスル、ディスクブレーキ、オーバーサイズBB、トップチューブ下のシートポスト固定具、豪快な左右非対称チェーンステーなど……。ケーブルの入り口がステム真後ろで裏面に一切穴が空いていないのは泥や水分の侵入を防ぐためです。全部乗せといった感じでしょうか(笑)。
さらに各部の非常にマッシブなチューブは高い空力も保持しているとのこと。これはSQAERO名付けられ、風に対して全面は卵形状で、背面が切り落としたようなフラットな形状です。カムテールデザインとも異なるようです。この形状をヘッドチューブ、ダウンチューブ、シートチューブ、チェーンステー、シートポストに採用しています。
注意すべき点は、使用できるチェーンリングにちょっと制限があることです。
最大インナーチェーンリング 36T
最大アウターチェーンリング 50T
最大シングルチェーンリング(オフセットタイプ): 46T
最大シングルチェーンリング (フラットタイプ): 50T
意外と小さいですよね。まあコンパクトドライブを選んでおけば間違いないかと。
今までシクロクロスがマルチユースバイクと呼ばれることが多かったですが、さらにホイールを変更することで幅と空気量を圧倒的に増すことの出来るこのエクスプローロは、ロードバイク(ディスクブレーキ許可のみ)シクロクロス、グラベルロード、ロングライド、ツーリングなどジャンルを問わずに活躍してくれる事でしょう。
新ドマーネも良いですが、こちらのエクスプローロもまったく引けを取らないほど魅力を感じています。2017年、大注目のバイクです。
3Tまでもフレームに参入です! しかもMTBで流行の兆しを見せている二つのホイール規格に対応するダブルスタンダードモデルです! おう! こうやって書くと変な意味になってしまいそうですが(笑)、文字通り700Cと650Bのホイールに対応しているという方です。
完成車
エクスプローロLTD
■スペック
●フレーム カーボン 142×12ミリスルーアクスル
●フォーク ルーテウス2LTDカーボン 100×15ミリスルーアクスル
●BB BB386エヴォ
●ホイール 700C、650B対応
●サイズ S、M、L、XL
●重量 950グラム
エクスプローロチーム
■スペック
●フレーム カーボン 142×12ミリスルーアクスル
●フォーク ルーテウス2Lチーム カーボン 100×15ミリスルーアクスル
●BB BB386エヴォ
●ホイール 700C、650B対応
●サイズ S、M、L、XL
●重量 1150グラム
ジオメトリー
エンド
シートステー裏側
ダウンチューブ ボルト穴が3つある
トップチューブにもマウントボルトが!
650Bホイールにも対応
比較データ
http://road.cc/content/news/193196-3t-launches-exploro-worlds-first-aero-graveladventure-frameset
http://exploro.3tcycling.com
いやあ、3Tもフレーム参入とはねえ……。驚きました。でもよくよく考えると、チネリ、デダ、リッチー、ITMなども作っているので当然の流れなんでしょうか? うーん(笑)?
でもコンポーネントメーカーとして有名であっても、イコールフレームメーカーで成功するとは限りません。ここは難しい所です。
そこで3Tは面白い所に目を付けました。グラベルロードです。MTBコンポもラインナップしていますが、やはり3Tの本筋はロードバイクです。でもピュアロードではかなり難しいと考えたのでしょう。ここ数年流行のグラベルロードならまだ入っていく余地があるという判断かと。しかし単純に太いタイヤの入るディスクロードを強化したものを作っても差別化が出来ません。そこで650Bにも対応するという荒技に出たのではないでしょうか?
荒技ですが、理には反していません。650Bドロップハンドルバイクというのは長い歴史があります。そしてキャノンデール・スレートのように新たな魅力を付与したモデルも出て来つつあります。エクスプローロは700Cなら40Cまで、650Bは2.1インチまでタイヤを装着できるようです。これは……、すごい! 650Bなんか、MTBのXC並ではないですか。
そして強力を仰いだのがなんと! 元(サーヴェロ)のジェラルド・ヴルーメンです! 良いところに目を付けましたねえ。オープンサイクルが暇なんでしょうか(苦笑)?
バイク自体に目を移してみると……、良くできています。前後スルーアクスル、ディスクブレーキ、オーバーサイズBB、トップチューブ下のシートポスト固定具、豪快な左右非対称チェーンステーなど……。ケーブルの入り口がステム真後ろで裏面に一切穴が空いていないのは泥や水分の侵入を防ぐためです。全部乗せといった感じでしょうか(笑)。
さらに各部の非常にマッシブなチューブは高い空力も保持しているとのこと。これはSQAERO名付けられ、風に対して全面は卵形状で、背面が切り落としたようなフラットな形状です。カムテールデザインとも異なるようです。この形状をヘッドチューブ、ダウンチューブ、シートチューブ、チェーンステー、シートポストに採用しています。
注意すべき点は、使用できるチェーンリングにちょっと制限があることです。
最大インナーチェーンリング 36T
最大アウターチェーンリング 50T
最大シングルチェーンリング(オフセットタイプ): 46T
最大シングルチェーンリング (フラットタイプ): 50T
意外と小さいですよね。まあコンパクトドライブを選んでおけば間違いないかと。
今までシクロクロスがマルチユースバイクと呼ばれることが多かったですが、さらにホイールを変更することで幅と空気量を圧倒的に増すことの出来るこのエクスプローロは、ロードバイク(ディスクブレーキ許可のみ)シクロクロス、グラベルロード、ロングライド、ツーリングなどジャンルを問わずに活躍してくれる事でしょう。
新ドマーネも良いですが、こちらのエクスプローロもまったく引けを取らないほど魅力を感じています。2017年、大注目のバイクです。