BIKEBIND自転車日記ブログ2

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2011 ピナレロラインナップ

2010-07-07 02:01:00 | 自転車
今回は非常に多彩なカラー設定です。こんなにあって、大丈夫でしょうか? 他人事ながら心配していまいマス。

最大のトピックスはプリンスカーボンの廃止と(まあ、またすぐに復活するでしょう)、パリカーボンの復活。一応今年のFP7が相当していたハズだったのですが……。そしてFPシリーズの大幅な収斂でしょうか。FP5、FP6、FP7がごっそり無くなったわけです。そこに欠番だった4、すなわちクワトロが入り込んできたという形です。

あとは快適指向のコブの登場ですね。マグネシウムドグマはどうなるのでしょうか? 流石に廃盤かも知れないですね。時代が時代ですから。


ドグマ60.1
フレーム価格 56万円


コブ60.1
フレーム価格 56万円


パリカーボン
フレーム価格 36万8000円


クアトロ
完成車価格 アテネ仕様38万8000円 アルテグラ仕様36万8000円 105仕様もあり


FP3
フレーム価格 22万8000円


FP2
完成車価格 24万8000円


FP1
完成車価格 17万8000円


グラール
フレーム価格 72万8000円



ここからオペラ


スーパーレオナルド
フレーム価格 36万3000円


カノーヴァ
完成車価格 25万8000円


チェリーニ
完成車価格 13万8000円

http://csdaddy.blog11.fc2.com/blog-entry-493.html

しかしまあ、見分けが大変ですなあ。これは写真だけでは非常にわかりづらいですよ? ほとんどオンダですし。良く言えば、上位機種の雰囲気が全てのグレードで味わえると言うことでもありますけど。

それでいて走れば別物というのが最近のピナレロらしいです。でも剛性と安定性は共通とか。上手いんだかスゴイんだか……。分かりませんねえ(苦笑)。

それでも契約により東レの60トングレードカーボンを使えるのは、しばらくはピナレロのみ。高性能素材=高性能フレームというわけではありませんが、パイプ径を1ミリ単位で変えていた時代もあるわけで。そうすれば10トンも弾性率が違うのなら、特性が変わってくるのも当たり前です。

個人的にオススメなのはFP2かクアトロですね。両方とも言い意味で量産の成果が出ています。FP2はこの価格でフルカーボンのイタリアンバイクが乗れるという魅力がありますし、クアトロはクランクもちゃんとシマノを使い、とても真面目に作られた印象があります。

数年前にプリンスだったでしょうか? プロトタイプでマットヌードカーボンのピナレロを見て、久々にビッと来ました。あれにそっくりなので……(笑)。良い感じです。

MTBフレームメーカー、インテンスを見学してみよう。

2010-07-07 01:02:00 | ノンジャンル
インテンスの工場案内。

案内係は……、往年の名メカニック・スティックマン!

おお、今はインテンスにいたんですね! 懐かしいなあ。昔、NORBAやワールドカップには必ずと言っていいほど彼の姿がありました。そして同じチームでDHライダーとして走っていた、リー・ドノバンと結婚しましたねえ。今でもお元気なんでしょうか?

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いやいや、スゴイ工場ですね。中は削り出し用の旋盤や3D切削器がこれでもかとあります。塗装はどうだか分かりませんが、インゴットからの部品製作から、熱処理まできっちり自社で出来るようです。素晴らしい!

一貫生産はデメリットもあります。でも理想を実現するには、必要なんだと思いますよ。こういうことが絶え間ないアップデートに繋がるのでしょうし、何より目の届くところで作る、これこそが究極のクオリティーコントロールなのだと思います。

ただ溶接する人間は完全に分担制ですね。このような形式でフレームを造る人はビルダーとは呼びません。ウェルダーと言います。それもガレージメーカー発で有りながらも、世界中に熱心な支持者を得るほど大きな会社になった同社では当然のことです。

来年はカーボンモデルの登場もあるみたいですけど、多分インテンスらしいインテンスはアルミなのでしょう。

でもジェフ・ステバーのセンスなら、もうメロメロな逸品を作ってくれるかも……!