BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

2011 KTM・MTBライン

2010-07-11 20:11:00 | 自転車
海外ではバイクメーカーとして一定の評価を得ているKTM。日本ではまだまだモーターサイクルメーカーだけの認識ですね。去年書こうと思っていて、時機を逸しました(汗)。

オーストリア発のモーターサイクルとして、オフロード&エンデューロで名を馳せている高級ブランドです。オレンジとブラックがコーポレートカラーです。

他業界参入組は成功が少ない業界ですが、KTMは頑張ってますねえ。どこかに丸投げしているのではなく、ちゃんとしたバイクを作っています。ここにはないですが、ロードバイクもなかなか良いですよ。

ノーマルタイプ













電動補助タイプ








http://www.velovert.com/information/2775/ktm-2011-les-nouveaux-modeles-

http://www.ktm-bikes.at/en/index.php

日本でもKTMファンは多いですから、入れてもいいと思うんですけどね。なによりちゃんとXCからDHまで本物のバイクを作っていますから。

オールマウンテンも抑え、29erカーボンも抑えています。良い判断です。

で、私が最も注目しているのが電動バイク・E-BIKEシリーズです。

おそらく世界で唯一、自転車に動力を積むことにアレルギーがないメーカーではないでしょうか。私も含めてですが、自転車人はどうしても自力で走ることを良しとするきらいがありますから。それが悪いことだとは思いませんが、新しいモノを生み出す柔軟性を妨げるのはよろしくないです。

今様々な電動アシストが販売、実験されていますが形式はそれぞれです。ただ自転車は車で言うならミッドシップエンジン・リヤリヤドライブに相当しますので、フロントドライブ形式は自転車キャリアが長ければ長いほど違和感が在るみたいです。

KTMはおそらくいくつかの形式を試したのだと思います。その結果、リヤホイール内蔵のアシストシステムという形式を取ったのでしょう。動力に関しては、シマノもスラムもカンパも遙かに及ばない存在なのでこの選択には非常に興味があります。

でもデザインをもうちょっと……。KTMなんですから(笑)。

ぼぼぼ、ボース!

2010-07-11 19:26:00 | 自転車

http://www.tri-ride.com/news1849.htm
おお、格好いい!

モアウッドはボスがよく似合います。できればリヤユニットも頑張ってほしかったですねえ。

今の流行りを全て詰め込んだようなバイクです。

モアウッド・MZUBI

ムズビ? ここまでオリジナリティに溢れていると、読み方なぞ銅でも良くなってしまうような……?

一つ思うのは、ワイヤとホースをどうにかできないかなあということです。シフト、ブレーキも、シートポスト用も、ここにはないですがフロントサスコントロール用も。

これだけ外に出ているとライダーに引っかかったり、木々に引っかかったり。

あ、私ちょっと体が大きいので、みんなが潜り抜けて行ったシングルトラックで私だけが首に引っかかり、自転車が走っていってしまった記憶があります。死ぬかと思いましたね(苦笑)。

内蔵はメンテナンス性が悪くなるのでダメです。でもなんとか脱着式のカバーでも付けて収まりを良くしてほしいものです。

2011 ラピエール・MTBライン垂れ流し

2010-07-11 00:01:00 | 自転車
ラピエールを見ると、フランスはやっぱり自転車大国だなあと感じるbikebindです。

MTBには色々とスタイルは存在し、剛性や強度、スペックでかなり明確な区分けがあります。ですがやはり自転車は自転車で、他業界から来たメーカーはことごとく成功しません。あのホンダですらもダメだったのですから、簡単に見えて難しいのがこの乗り物です。

ここも10年ほど前はあまり魅力的では在りませんでした。ところがここ数年の動向を見ると……、世界有数の本格MTBマスプロダクトになっています。そもそもそれくらい前は、フランスローカルの一自転車ブランドに過ぎませんでしたから。それが海外に目を向けるべく、方向転換したのです。

外していないのです。

これこそが一流メーカーの証であり、生きた現場に身を置いている成果でしょう。レース以外も見ていなければ、こういう遊びバイクは作れません。





























http://www.velovert.com/information/2749/lapierre-2011-les-nouveaux-modeles-

よくもここまでビッグバイクを揃えたモノです。もう少し待てば、XC指向のバイクも出てくるでしょう。

ラピエールにはXシリーズというダブルコンパクトリンクタイプのリヤサスがありました。コガミヤタにも供給するようなカーボンプレートをピボットとした変態的なモデルもありました(苦笑)。ですがフロッギー&スパイシー&ゼスティーシリーズを投入してから、このオーソドックスな4バーリンケージスタイルに回帰しました。

2010モデルですが、スパイシー916なんて12.5キロですよ? 無茶苦茶軽いです。後ろ三角はカーボンですけど。

もちろん、新開発のDHモデルも注目です。ペンドボックスシステムの走りはいかに……? ああ、安い方で良いので欲しいですねえ。え? 何をするんだって? それは……、内緒です(笑)。


良いバイクですよ。今が旬なブランドでもあります。