BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

でかでかでか……

2010-07-12 23:18:00 | 自転車
カンチェラーラもいいおっさんになってきましたねえ(笑)。

クラシックの王としての貫禄が出てきた感じがします。昔はツールのプロローグのみに命をかけていた感じでしたが……。ミラーとは大違いです。





http://www.roadbikeaction.com/Tech-Features/content/67/3360/Tour-Tech-Up-Close-Fabian-Cancellaras-Tarmac-SL3.html

で、彼のスペシャライズド・ターマックSL3にも、レッドのデカプーリー仕様のリヤディレーラーが付いています。マイヨジョーヌ仕様の特別モデルですけど、これにも装備してくるとは……。結構本気ですね。

ガイドプーリーが13Tでテンションプーリーが15Tとのこと。当たり前ですが奇数です。

スラムのチェーンはちょっと弱いですから、これで負担が減らせれば……。


ふと思い立ち追記します。

カンパ・スーパーレコードがモデルチェンジします。これ自体はもう情報が流れていますし、後日考察を書きたいと思いますが、気になったのはレッドのモデルチェンジ時期です。

スーパーレコードは登場してわずか2年でモデルチェンジを行いました。内部を観察すればこれはフルモデルチェンジと言えるほど力が入っています。

ところがレッドは登場してからカンパ・スーレコ、シマノ7900、Di2が登場しているのに全く動いていません。良いコンポですよ? それは間違い在りません。ですが、歩みを止めればUCIの規則のように足かせと成ってしまうことでしょう。

本来ロードコンポ後発組のスラムは自由に発想し、自由に動けることこそ強みだったはず。ところが多くのサポートチームを抱えたせいか、在庫を考えたせいか……。一手遅れています。

新スーパーレコード(もうそろそろカンパ電動も来るはず)、電動デュラと先を行く大手がアグレッシブに動いているのに……。カンパも電動を投入したら、スラムは全く勝てなくなる可能性があります。電機メーカー大手と手を結んでいるようですが。

ちょっと心配です。

キャノンデール・レフティ用クイックリリースハブ

2010-07-12 09:17:00 | 自転車
このハブ、キャノンデール・レフティ装備車の標準装備にすべきです。

前に見たときはまだまだデザイン図だけだったのですが、見事に具現化してきました。2ピース構造で、レフティでは困難だったフロントクイック構造を実現しています。スポークとローターマウントを分離させました。



















http://www.lightbike-magazine.es/index.php?option=com_k2&view=item&id=185:bujes-leonardi-de-cierre-rápido-para-horquillas-lefty&Itemid=25

http://www.leonardiracing.it/negozio-sansepolcro.html

そりゃあボルト留めの方が剛性が出るのは当たり前です。でもそれでは困るんです。些細な手間ですけど。その手間が万が一(いや、MTBでは50が一くらいですか。オフロードはトラブルが付きものですから)の時にどれだけ便利なことかは、走っている人間には分かるはず。

サスペンションメーカー各社が競ってスルーシャフトクイック化するのは、当然の成り行きです。マグネシウムレッグはちょっと強度的に弱い面もありますので、オーバートルクを防ぐのにも有効です。

二重になっているのでちょっと重いでしょうが、素晴らしいアイディアだと思いますよ。

大丈夫か? アサートン

2010-07-12 01:05:00 | 自転車
ダン・アサートン頸椎骨折!


今のりにのっているアサートンブラザーズ。

レースで結果も出ていますし、シマノにシグネチャーモデルと作らせるほどにその存在はMTB界にとって重いモノになっています。

先月にダンがクラッシュしていたのは知っていましたが、今日なんとなく記事を見ていると……、何やら見慣れた言葉が……。

なんと頸椎のC1、C2の骨折とのこと。

うおーーい! 大変じゃないか!! 生きているか!!?

一応回復には向かっていると書いてあります。でも今シーズンはダメだとか。手足は動いているようなので、復帰は出来そうです。

いやいやびっくりです。

私は登録してないのですが、フェイスブックで詳細を見ることが出来るようです。

もしよろしければ、応援してあげて下さい。

http://www.facebook.com/athertonracing


こっちはチームのホームページです。

http://www.athertonracing.co.uk/


ふと見直したら、普通の人にはC1やらC2なんて分からないことに気がつきました。

背骨にはいくつか部位がありまして、頸椎、胸椎、腰椎、仙椎、尾椎で成り立っています。この中には中枢神経が通っていて、末端神経は破損しても再生しますが、ここは再生することはありません。一生です。

Cというのは頸椎を指し、123というような数字は上からの配列を表します。

今回ダンは手足が動くというので一安心していますが、本来C1、C2という部位は命に関わるようなところです。上に行けば行くほど危険で、C1というのは最も危険なのです。ここをやってしまうと完治するのは非常に難しいのです。ちょっと骨がぽろっと欠けただけでも。

なんとか無事に復活して欲しいです。