BIKEBIND自転車日記ブログ2

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マヴィック・新テクノロジーEXALITH

2010-06-23 21:32:00 | 自転車
正確なことは後日追記します。

マヴィックの新テクノロジー

EXALITH

エクザリット、エグザリット? どっちかです(苦笑)。

ハードアルマイト(マヴィックではCD)とセラミックコートに代わる、新しい表面処理技術です。ブレーキの制動力を向上させ、仕様に伴って色が禿げてしまっていたサイドの色を保持する役割があります。


今のリムサイド研磨技術は同社のUBコントロールが先駆けです。現在では全てのメーカーと言っていいほど採用されているリムサイド切削は、それまで酸化によるアルミの劣化を嫌いフルコートしてしまっていたリムに一石を投じた技術でした。

その後、MTBはディスクブレーキに移行したのでほぼ意味がなくなり、さらにこちらもMTBに多く使われたセラミックパウダーをリムサイドの付着させ、ブレーキの効きと耐摩耗性を向上させたセラミックコートも今は過去の存在です。

しかしこの二つの技術はキャリパーブレーキではどうしても進化が少ないという側面に風穴を開けてくれる存在でした。

今回のEXALITHは、ひょっとしたらブレーキ制動の進化をもたらしてくれるかもしれません。

現在、ロードレースバイクはカーボンリムが全盛です。理由は外周部分を軽く出来、空力状有利なエアロ形状にしてもアルミリム並みか、それ以下の重量に抑えられるからです。カーボンのコンポジット素材の衝撃減衰特性が快適さをもたらすからです。

そんななか検討しているアルミリムホイールはマヴィックのRシスだけではないでしょうか? あとはシマノのチューブレスのデュラSLくらいですか。でも選手はレースであんまり使っていません。

カーボンリムの時代になり、クリンチャーやアルミリムはいくつもの美点がありながら練習用やアマチュア用という位置づけに成ってしまいました。カンパのシャマルなども高性能ですが、選手ならボーラかハイペロンを選ぶでしょうね。

でもこの技術により、積極的な理由でアルミリムが復活するかもしれません。今はかなり改善されましたが、カーボンリムにとって現在でも悪天候は最大の敵です。粗悪なリムだと熱が貯まり、タイヤを固定しているリムセメントを溶かしてしまうこともありました。エクザリットコートのリムなら、そのようなことが無くなる可能性があるのです。

この処理をしたリムを使用するには、専用のブレーキパッドが必要です。

前に記したキシリウムやコスミックカーボンはシルバーのリムサイドでした。これらの上のグレードとしてエクザリットコートモデルが登場するでしょう。

あとマヴィック製タイヤも大々的に出てくるようです。昨年出てきたタイヤまでフルセットのホイールのようなセットではありません。単品です。

結構面白そうですよ、2011年のマヴィックは。

BMC・FS01

2010-06-23 11:26:00 | 自転車
スイスの雄、BMCのフルサスバイクFS01です。

今スイスのナンバーワンメジャーバイクメーカーと言っていいでしょう。スコットも今はスイスに本拠地を置いていますが、スイス生まれとは言い難いので、よけておきます(笑)。

日本ではロードバイクのイメージが強いですが、そもそもはMTBがこのブランドの出発点です。ですのでやはり魅力的なバイクを作っています。





FSとはFOUR STROKEを意味します。要するに4インチストロークというわけです。

XCマシンですね。

そしてフルカーボンです。スイス製に拘ってDTスイスのカーボンアウターのフォークでも使えばもっとこってり感がでて面白いでしょうが、性能を重視してでしょう、フォックス社の製品を使っています。














http://mtbs.cz/clanek/bmc-fourstroke-karbonovy-xc-svihak/kategorie/tech-news


形式はAPSというオリジナルです。流行りのダブルコンパクトリンクタイプです。ここは早くからこの形式に取り組んでいて、確かジャイアントとかよりも早く投入していたはずです。

BMCは各部のメカニカルな作りと、今では細身に見えるほどのチュービングが印象的です。なのに派手派手しくないですよね。大人によく似合いそうなバイクです。

ちょっと忘れないうちにとっかかりを書いておきたかったので、今回はこれまでです。近日追記します。