その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

ロンドン 単身会 at RIVER LOUNGE

2009-03-21 16:04:32 | レストラン・パブ (in 欧州)
 昨夜は花の金曜日ということで、社内の単身赴任者で飲みに行く「単身会」が開催されました。単身会と言ってもメンバーは社長を筆頭に4人だけですが・・・。

 場所はテムズ川沿いのその名もそのもの「RIVER LOUNGE」です。なぜかキリンの「一番搾り」の生が飲めるという情報を聞きつけて、行ってみました。店内は木目調を基調としたさっぱりとした内装で、照明を落とした、落ち着いた感じです。(写真はお店のHPからの転載)

 確かに、冷えたおいしい一番搾りが出てきました。料理は、ナチョスからローストビーフ、焼きそばなど、いろいろの多国籍料理です。

 社長はとても気さくな方なので、和気あいあいの飲み会です。4名で仕事の話や愚痴も含め、自作料理の情報交換、経験に基づいたヨーロッパ各国のお国柄、国民性の違いなどなど、つきない話題で盛り上がり、楽しい時間を過ごしました。

 料理は可もなく不可もなくという感じでしたが、落ち着いた雰囲気の中で、じっくりと会話を楽しむのに良いお店です。

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ロンドン リージェントパーク 花

2009-03-21 08:10:08 | ロンドン日記 (日常)
 土曜日にリージェントパークで見かけた花です。日に日に春の雰囲気が強まって行きます。

公園内の庭園の一部です。


チューリップが開き始めています


名前は知りませんが、綺麗でした




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ロンドン カスタマー・ネットワーキング・イベント

2009-03-20 07:53:18 | ロンドン日記 (日常)
 先ほど、今日のイベントである「カスタマー・ネットワーキング・イベント」から帰ってきました。

 「カスタマー・ネットワーキング・イベント」とは弊社のお客様をお招きし、我々がお客様をおもてなしするだけでなく、お客様同士の情報交換の場に活用していただこうという会です。ロンドンのとあるクラブを借り切って、100名以上のお客様をお招きして開催しました。弊社の社員が10名余り参加しているものの、総勢120名以上の出席者の中で、日本人は私一人ということで、かなり肩身の狭い思いはしましたが、それなりに楽しく過ごすことができました。そうは言っても、6時半過ぎから始まって私は10時過ぎに抜けましたが、まだ半数以上は優に残っていましたので、何時まで続くのか想像がつきません。

 いろんなお客様から弊社に対する期待を伺えたのは何よりの収穫でした。自分が社内で思っている以上に、評価いただいていることを感じ、意を強くしました。中には仕事と全く異なる話でも盛り上がり、ロンドンマラソン、イギリス人の故郷自慢、日本渡航経験者との日本の名所などなど、いろんな話ができました。

 面白いのは、BGMの音楽のボリュームが大きく、話をするにもいちいち耳を相手の口に近づけなければならないことです。イギリス人にとってはあまり珍しいことでもないらしく、英国人の7不思議の一つです。

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ロンドン 床屋(2回目)

2009-03-19 06:23:08 | ロンドン日記 (日常)
 ロンドンで2回目の床屋に行って来ました。前回のところはイマイチだったので、今回はまず近くの美容院に電話してみたものの、「今日はもう予約で一杯」とのことで、結局、前回と同じ所へアクセス。

 電話したら一発で「すぐ来て大丈夫」とのことだったので、ますます不安に。まあ、所詮は髪の毛の話だし、うっとうしさの解消の方が優先事項なので、行ってみることにしました。

 前回の教訓を生かし、「後ろは1インチぐらいで、自然に切って。サイドはクリアに耳をだすように切って。上(トップ)は後ろほど切らずに、少し切る程度で良い」とかなり詳細にリクエスト。

 このリクエストのおかげかどうかわかりませんが、前回はバリカン使用率が90%だったのが、今日は最後に後ろを整える際に使っただけであとはすべてハサミ。仕上がりも、まずまず満足の行くものでした。

 ただ所要時間は今日も10分そこそこ。床屋がリラックスする場所という考えは捨てた方が良さそうです。

  2009年3月14日




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ロンドン 桜 (その2)

2009-03-18 04:43:39 | ロンドン日記 (日常)
 日曜日からずっと良い天気が続いていて、気温も15度近くまで上がります。今まで家やオフィスに隠れていた人たちがもそもそ出てきたようで、やたら街に人が増えた感じがします。

 すこし遅くなりましたが、土曜日にリージェントパークまで走る途中に、所々に桜が咲いているのを見かけましたので、少しご紹介します。日本のように木がまとまって植わっているところはありません。先週よりの桜よりはずっと花が開いています。

 花が小ぶりですが、8分咲きと言ったところでしょうか


 これは、種類が違う桜です。


 花はこんな感じです


 もう完全に春です。

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ウインザー・イートン

2009-03-17 06:56:37 | ロンドン日記(イベント、観光、スポーツ)
 ウインザー城のあとに、ウインザー・イートンの市内をぶらぶら歩きをしました。

 ウインザーのダウンタウンは、整備された街並みに小洒落れたCafeやレストランが点在し、なかなか歩いて楽しいところです。日曜の午後ということもあって、それなりに人出はありますが、ロンドンに比べればずっと落ち着いており、ゆっくりと時間が流れている感じです。

 駅前のショッピングアーケード入口です↓


 市街地のすぐ横を流れるテムズ川(ロンドンのテムズ川の上流にあたります)はロンドンよりも水が綺麗で、川岸には公園が整備されていました。

 川を遊覧船が走っています↓


 テムズ川にかかる橋を渡り、10分ちょっと歩くと、英国の上流階級の子弟が集まる名門中の名門のパブリックスクールであるイートン校があります。歴史を感じさせる建物が並ぶ敷地内を、教会の帰りがけと思われるブレザーを着込んだ学生や、芝生に寝転がって新聞を読む学生を見かけました。彼らが今後のイギリスを担う卵たちかと思うと、なぜか賢く見えてくるので不思議です。

 後ろの建物は寮だと思われます。窓からCD(?)から流れるポップミュージックが聞こえてきました。芝で学生が本や新聞を読んでます。↓


 校舎の中庭には入れてもらえませんでしたので、ゲートの外から眺めるだけ↓


 駅まで戻って、帰路へ。14:30には家に着きました。丁度良い、半日の遠足でした。

 

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ウインザー城

2009-03-16 00:18:14 | ロンドン日記(イベント、観光、スポーツ)
 ロンドン近郊のウインザー城まで足を運びました。パディントン駅から鉄道に乗り、途中スラウ駅で乗り換えます。朝8時半に家を出て、10時前に到着です。

 スラウ駅から乗った列車です↓

 
 ウインザー城は想像以上に素晴らしいものでした。
 雰囲気は全く異なりますが、小高い丘に城壁をめぐらし、その中に館を構える作りは、沖縄の首里城を思い起こさせます。今朝は天気も最高で、小鳥の鳴き声を聞きながら、敷地内を歩いていると、それだけでリラックスした気分になれます。

「おばさん。どいてください~」↓




 ただ、この城の圧巻は、迎賓や王室の居住の館として、現在も使われているステート・アパートメントでしょう。中は撮影厳禁なので、写真が撮れなかったのが残念ですが、壁中に武器類が飾ってある部屋、肖像画がいたるところに掛けられている部屋などなど、これが大英帝国の王室の間かと、溜息が出るような豪華絢爛な部屋ばかりです。フランスのベルサイユ宮殿かと見間違えるほどです。そして、それらが今もそのまま使われているということに驚がざるえません。オーディオガイド(入場料£15に込)を聴きながら、一つ一つの部屋をめぐっているとあっという間に1時間半ぐらいは過ぎてしまいます。

雰囲気だけでも(パンフより)↓


 今日は日曜日なので、ウインザー城のもう一つの見どころである聖ジョージ礼拝堂は見学禁止。少し残念ですが、敷地内の散歩とステートアパートメントで十分お腹いっぱいです。

左側の建物が、聖ジョージ礼拝堂↓



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ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

2009-03-15 16:07:02 | コンサート (in 欧州)
 ベルナルト・ハイティンク指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のロンドンツアーのコンサートに行ってきました。ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団はオランダ アムステルダムに本拠を置くオーケストラです。2008年にはイギリスの音楽雑誌グラフォモンの世界オーケストラランキングで、ベルリンフィル、ウイーンフィルを抑えて1位を獲得した世界でもトップクラスの楽団です。私にとっては、CDやFM放送でしか聴いたことがないこのコンビのコンサートに行けるとは、前回のウイーンフィルと同様、夢のようなもったいない話で、いろんな意味で感謝、感謝です。

 そして、期待通りの演奏を聴かせてくれました。モーツアルトの美しい交響曲第35番、海の風景がそのまま思い浮かぶようなドビュツシーの管弦楽曲「海」、そして圧倒的な音とリズムで聴く者を叩きのめすベートべン交響曲第7番、どれも完成度の高い素晴らしい演奏でした。正直、このクラスになるとランキングの何番とかは、私には全くどうでもよいことであるということがよくわかります。

 全体的な印象としては、管と弦のバランスがすばらしいオーケストラだと思いました。ハイティンクの指揮は、奇をてらったものではなく、オーソドックスな王道を行く感じで、オケもその要求に確実に応えているように見受けました。今日は前から3列目の席だったので、管の人たちが殆ど見えないのが残念でしたが、その分、弦の奏でる音の美しさはダイレクトに伝わってきましたし、7番では見えないところからファゴットが見事なメロディを奏でるのも聞こえてきました。

 ハイティンクは今年で80歳になるそうですが、棒を振る時のオケ全体に伝わる緊張感や集中力はとてもそうには見えません。ただ、さすがに階段の上り下りがつらいのか、カーテンコール時には舞台の脇まで下がって、そこでUターンして指揮台に戻るという形で聴衆の拍手に応えていました。

私にとって記憶に残る演奏会になりました。 (★★★★★)


※日本人(と思われる)演奏者が5名もいるのには驚きました。写真に写っているビオラの首席演奏者もハキイさんという日本人の方のようです。

14 March 2009 / 19:30
Barbican Hall

Mozart Symphony No 35 in D major 'Haffner'
Debussy La mer
Beethoven Symphony No 7 in A major
Royal Concertgebouw Orchestra
Bernard Haitink conductor





※3月18日追記 タイムズ紙のReivewを転載します

March 18, 2009

Concertgebouw Orchestra/Haitink at the Barbican Hall, London EC2
Geoff Brown

★★★★★
Just turned 80, Bernard Haitink showed his human frailties by taking the platform steps gingerly and looking as though a few days' continuous sleep mightn't be a bad thing. Yet his music-making muscles are as elastic as ever. Haitink, united with the orchestra he served as music director for 27 years, from 1961 to 1988, delivered two weekend concerts at the Barbican that were filled with a level of poetry, power and good sense usually beyond the reach of even the most venerated conductors.

Of course he had a superb instrument in his hands with the Amsterdam Concertgebouw. A curmudgeon might pick slight holes in the edge to the sound of the massed strings. But no sand-papering was necessary elsewhere, least of all in the woodwinds and the ensemble's balance - warm, elegant, clear, perfect.

The orchestra topped its own peak on Saturday in Debussy's La Mer. The transparent textures, the dazzlingly subtle colours, the loving but never smothering details: all were superb. The final kiss of genius came with Haitink's tempo control. With unerring instinct he cherished every pivot point in the seascapes' undulations. Compared to his free-flowing interpretation, some other conductors' performances resemble a cattle stampede.

Another triumph followed on Sunday with the Schumann piano concerto. Murray Perahia is a musician after Haitink's heart: no frills, no grandstanding, just penetrating artistry, and the best reflexes around. The odd finger slipped, it's true; of no account, though, next to his caressing phrasing, limpid beauty, and, in the finale, bouncing good spirit. We were transported.

The only performance that approached the routine - the Concertgebouw's routine - was Mozart's Haffner Symphony. You could call it neatly turned. But all around the fires roared. Beethoven's Seventh Symphony pulsated with demon energy, though Haitink still found time to shape sensitively and weight the allegretto so that it seemed a slow movement played fast.

Bruckner's Ninth Symphony, Sunday's climax, was given another revelatory performance. Here we heard Bruckner the modernist, with dissonances gleaming bright, a hammering scherzo, much quaking anguish, and the roaring might of a hydro-electric dam. No wonder Haitink looked so exhausted at the end.


※3月18日追記 ファイナシャル・タイムズのReviewを転載します

Royal Concertgebouw Orchestra/Bernard Haitink, Barbican, London
By Andrew Clark

Published: March 17 2009 19:41 | Last updated: March 17 2009 19:41

Royal Concertgebouw Orchestra/Bernard Haitink
Barbican, London


In a world preoccupied by communication skills, Bernard Haitink must be considered deeply unsexy. He is old, grey and a hopeless speaker. Luckily, classical music is about more than that. It makes positives out of those supposed negatives, because visual and verbal communication is of scant importance next to an ability to interpret the shape, meaning and inner truths of complex musical structures. That’s why Haitink at 80 remains a superlative communicator.

It’s a long time since London heard him conduct the Royal Concertgebouw, of which he was principal conductor from the 1960s to the 1980s. The orchestra’s personnel has changed since then and the relationship went through its sticky patches, but these two concerts – embracing La Mer, the Schumann Piano Concerto and symphonies by Beethoven, Bruckner and Mozart – suggested the Dutchman has rediscovered his first love: he and “his” orchestra are manifestly on a wavelength.

Nowhere was this more evident than in the Debussy. The performance was of a stature that defines one’s entire view of a work: if there is a musical nirvana in the afterlife, Haitink and the Concertgebouw will be there playing La Mer. The clues lay in the femininity of the overall sound (conversely a disadvantage in the chorale-like crescendos of Bruckner’s Ninth), the suppleness of the textures, the uniform eloquence of the woodwinds (this orchestra’s pride and glory) and the sheer weightlessness with which they captured the music’s will o’ the wisp precision – a miracle of symphony and seascape, shimmer and silhouette.

The Bruckner lacked nothing in visionary coherence: it was more cogently structured than the Vienna Philharmonic’s reading last month with Zubin Mehta. Haitink kept its expansionary themes on a leash, managing the changes of tempo and direction with an assurance given to only the greatest Brucknerians, so that the climaxes were not so much a succession of peaks imposing for their own sake, as building blocks in a progressive musical experience. As for Murray Perahia’s Schumann, here was a partnership between soloist and orchestra – “brokered” by Haitink’s humane touch – in a way that underscored this concerto’s status as a piece of seamless and supremely elevated conversation.
★★★★★



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ロンドン トルコ料理レストラン OZER

2009-03-15 01:43:00 | レストラン・パブ (in 欧州)
 今週はかなりきつい週でしたがなんとか乗り切ったので、帰り際に、先輩と後輩を誘って食事にでかけました。行先は、その先輩お勧めのトルコ料理レストランOZERです。なんでも、2007年度版のミシェランでも推薦されたお店とのことです。

 金曜日のせいか、夜も9時を廻っているというのに店内はバーも含めて満員。幸い先輩が退社前に予約をしてくれたので、バーでビールを飲みながら20分ほど待つぐらいで、ホールに入ることができました。

 注文は前菜ばかりを沢山頼んで取り分け、それをつまみにワインを飲むといういつもの居酒屋飲みです。烏賊のバター炒め、小ぶりのハンバーグに独特のドレッシングがけ、スパイシーソーセージ、エビの甘酢ソースがけ、チキンフライの串刺しなどなどです。これだけで、かなりおなか膨れるのですが、メインも2品頼んでもう動けないと言うぐらいまで食べました。

 店内は照明も落とした上品なのですが、大勢の人がワイワイガヤガヤ、ビアホールのような雰囲気で、仲間ととりとめもない話をしながらお酒と食事を頂くには最高に楽しい環境でした。接客もしっかりしており、とても気持ちの良いレストランです。

 お味の方も、お薦めのとおり、とっても美味しいものでした。値段も安くはないですが、高いというほどでもなくお手頃で、かなりグーです。

 (★★★★☆)

 2009年3月13日

メインの2品です

 

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ロンドン  レッド・ノーズ・デイ

2009-03-14 13:41:00 | ロンドン日記 (日常)
 今日は、月例の3つのマネジメントミーティングが3時間単位で、朝8時から夕方5時までぶっ続けに行われるというとんでもない日だったのですが、会議室外の職場ではとっても楽しいイベントが行われていたようでした。

 何でも、レッド・ノーズ・デイ(Red Nose Day)ということで、学校や職場でみんなで面白いイベントをしたり、仮装をしたりして楽しんで、チャリティを募ろうという趣旨のイベントのようです。紹介用のビデオはこちらから

 どのくらい一般的なのか見当もつきませんが、会議室から資料を取りに自席に戻ったら、やたら盛り上がっているのびっくりでした。写真は職場の同僚ですが、みんなこんな恰好で半日仕事をしたようです。

 私は一日会議だったので、仲間には入れず、鼻につける赤い仮装道具だけを1ポンドで購入し、5ポンドの寄付をしておしまいでしたが、同じ寄付をするのも、いろいろなことを考えるものだなあと、妙に感心したしだいです。

 2009年3月13日

<鼻につける赤い仮装道具>これじゃ、何だかよくわかりませんが・・・

コメント (2)
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映画 バンク・ジョブ (The Bank Job)

2009-03-13 00:20:47 | 映画
 ※今日は仕事でヘロヘロなので、書き溜めたものから・・・

 バンク・ジョブを見た。1971年にロンドンで起こった実話をもとにした犯罪サスペンスらしい。ベーカー街の銀行が舞台になっている。

 どこまでが実話で、どこまでが作り話なのかわからないが、早く、キレのあるストリー展開は、見る者を飽きさせず、画面に引き込む。主役のジェイソン・ステイサムというのは、初めて見たような気がするが、ブルース・ウイルスに似た雰囲気を醸し出し、なかなか渋い。

 サスペンス映画として、良くできていると思う。 (★★★★☆)

 2009年2月1日

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リサイタル FRANCESCO MELI

2009-03-12 16:44:40 | コンサート (in 欧州)
 先日、ロイヤルオペラのリゴレットでDuke of Mantua役で生きのよい歌を聞かせてくれたFrancesco Meliのリサイタルがあったので行ってみました。

 場所は、昔、教会として使われていた場所をコンサート用に改装したSt.Jonn's Smith Squareです。


 すごい声量に圧倒されました。人間って、鍛えるとここまで声がでるのかと驚かざる得ません。ロイヤルオペラではこんな人たちが歌っているのかと妙に感心します。ホールに響き渡る声でした。

 ロイヤルオペラでは、いつも壁際後方の席が多いのですが、今日は、前から4列目。双眼鏡が無くても良いし、表情も良く分かります。近すぎて、彼の声量に吹き飛ばされるような感覚です。

 声も張りがあっていいです。ただ、甘~い歌系には少し硬いかもと思いました。

 サービス精神も旺盛で、アンコールは4曲か5曲ぐらいやってくれ、大満足です。 (★★★★☆)

左がFRANCESCO MELI、右がピアノのMATTEO PAISです。



Wednesday 11 March at 7.30pm

ROSENBLATT RECITALS
FRANCESCO MELI tenor
MATTEO PAIS piano

Liszt Tre Sonetti del Petrarca
Mozart Fuor del mar Idomeneo
Rossini Le sylvain Péchés de vieillesse
Donizetti Inosservato penetrava…Angelo casto e bel Il duca d’alba;
Favorita del Re….Spirto gentil La favorita
Ed ancor la tremenda porta Roberto Devereux
Verdi La mia letizia infondere I lombardi
Bellini Svanir le voci…Meco all’altar di Venere Norma

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BYZANTIUM その2

2009-03-12 08:00:09 | 
 昨日の続きで週末に行った「ビザンツ展」関連です。

 展覧会も良かったのですが、同じく感心したのは、ビザンツ展のガイドブックです(たしか£3.5だった)。良くある展覧会のカタログの他に、エデュケーションガイドと言われる、時代背景とか展示物を簡単に解説してくれる小冊子を購入しました。

 主要な展示品は写真で載っているし、「エデュケーション」というだけあって、各章ごとに簡単な考察用の問いが載っているのです。たとえば、What does this mosaic floor tell us about the tastes and interests of the upper classes in the early Byzantine period? (このモザイク状の床は初期ビザンツ帝国の上流階級のどんな趣味を物語っているでしょうか?)といったような具合です。

 問いを通して、展示品やその時代背景等について考えさせるというのが、素晴らしいと思います。今、Webでも載っていますので、興味のある人は覗いてみてください。
 EducationalGuideはこちらから

こんな感じです

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ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ ”BYZANTIUM 330-1453”

2009-03-11 08:04:12 | ロンドン日記(イベント、観光、スポーツ)
3月7日(土)

 今月21日で終わりになる"BYZANTIUM 330-1454"(ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ)に行って来ました。BYZANTIUMは日本語でなんと訳するのかわかりませんが、つまり330年から1453年まで1000年にかけて繁栄したビザンツ(東ローマ)帝国の文化を紹介する特別展です。

 このあたりの世界史の知識は忘却の彼方でしたが、その展示品はそれは見事なものでした。特に、教会建築で使われているモザイク画やイコン(Icon:聖画像?)の美術品の数々は、普段目にする西洋のものでも、東洋のものでもない独特の個性があります。非常に、緻密で精巧なつくりに、目を奪われます。一つのテーマに沿った展示を追うことによって、その時代の空気や風景そのものに身を置いているような感覚になるのが不思議です。

 館内は非常に混み合っておりましたが、どの人もその展示品の見事さに引き込めれているようでした。

この展覧会のHPはこちら

ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツです


 




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ロンドン ハイドパークの花

2009-03-10 07:27:29 | ロンドン日記 (日常)
 日曜日にハイドパークを走った時に見かけた花の写真を3枚ご紹介します。花が咲く季節になってきたんですね。ただ、花の名前はほとんど知らないので、何の花だかはわかりません。

これは日本にも良く見かけますよね


写真だと分かりにくいかもしれませんが、薄紫色で、とてもきれいです


透き通るような白さが印象的でした



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