道草、より道、まち歩き。

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北海道開発局の役立たず風車

2015年04月26日 17時13分00秒 | 環境

好きな場所。

これだけ大きな風車は札幌の近くでは石狩の風車くらいなものだろう。

石狩川放水路に沿って市民風車が3つ並んでいるが、放水路を挟んで向かいにあるこの北海道開発局の風車は市民風車よりかなり小型。いつからあるのか知らないけれど、今日も相変わらず止まったままだった。

市民風車は3基とも風を受けて順調に回っていたが、開発局の風車は回っているのを見たことがない。

回っている風車は遠くから見ているとゆっくりのんびり回っているように見えるけれど、近くで見るとその巨大な姿とブレードの回るスピードにちょっと圧倒される。

ブレードの直径で82メートル、地上からローターの中心までが78メートルというから納得だ。

こんなんで発電をしているのが少し不思議な気もするが風車の真下に行くと、ブレードが飛んできたら恐いなと思うほどだが別に人体に影響があるわけではなく。

まあ規模は違うにしても原子力発電所なんかは、発電所内にも一般人は入れない事を考えると、風力発電がいかに安全かということか。

東京都豊島区の公園で高い放射線量が検知されて大きなニュースとなったが、原子力発電を続ける限りその放射性廃棄物は出続け、処理をするにも長い時間と保管場所が必要なのに未だに場所さえ決まらず。

安倍自民党政権は今後も原発の割合を20%程度は見込んでいるらしいが、自民党を選ぶ限りはそういう方向に行かざるを得ないんだろうが、一票を投じた有権者にもその責任があるということを自覚するべきだろう。

それにしても石狩市民風力発電の「かぜるちゃん」「かりんぷう」はそれぞれ1650キロワットで、1基約3億2千万円の費用がかかっているというが、動いてない開発局の風車は小型とはいえ比率からしてやっぱり1億円くらいかかっているような気がする。

それでいてもう全く動いておらず、当然電気も起こしていないという全く無駄の見本だ。

失敗でしたってどうせ誰も責任は取らないのだろうお役所仕事。イイよな~それで給料沢山貰えちゃうんだからな。


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