市川拓司の初期の短編小説3本が入った本。
普段小説は読まないのだけれど、冬休み前末っ子が学校の図書館から借りて来てテーブルの上に置きっぱなしで、全然読む気配がないのでちょっと暇つぶしにと読み始めた。『いま、会いにゆきます』で名前は知っていたけれど映画も見てないし、なんとなく恋愛小説かなと思ったが、タイトルになっている「世界中が雨だったら」は、主人公がいじめから自殺に至る話しで、他の2編は最初は恋愛小説? と思ったら殺人、死体遺棄という展開になっていたりで、その意外性に驚く。
それでスッキリ面白い話しだと良いのだけれど、後味は悪いし、とても恋愛小説を書く人の話しかな? と考えていたら著者はもともとミステリー作家を目指していたという事なので、こんな殺人の場面がふんだんに描かれているのかもしれない。表現の文章はさすが小説家だなあと思うものの、初期のものだからかストーリー的にもエンディングも、えぇ? これで終わり?? という印象だった。
中の一編は性描写も多く内容的に中学校に置くのはどうなの? って気もする。
まあこれを買って読んだら損したって気になったろうな。
普段小説は読まないのだけれど、冬休み前末っ子が学校の図書館から借りて来てテーブルの上に置きっぱなしで、全然読む気配がないのでちょっと暇つぶしにと読み始めた。『いま、会いにゆきます』で名前は知っていたけれど映画も見てないし、なんとなく恋愛小説かなと思ったが、タイトルになっている「世界中が雨だったら」は、主人公がいじめから自殺に至る話しで、他の2編は最初は恋愛小説? と思ったら殺人、死体遺棄という展開になっていたりで、その意外性に驚く。
それでスッキリ面白い話しだと良いのだけれど、後味は悪いし、とても恋愛小説を書く人の話しかな? と考えていたら著者はもともとミステリー作家を目指していたという事なので、こんな殺人の場面がふんだんに描かれているのかもしれない。表現の文章はさすが小説家だなあと思うものの、初期のものだからかストーリー的にもエンディングも、えぇ? これで終わり?? という印象だった。
中の一編は性描写も多く内容的に中学校に置くのはどうなの? って気もする。
まあこれを買って読んだら損したって気になったろうな。
「発寒の今昔」のDVD、確か新聞で製作されたというのを読みました。
これは是非見せてもらおう! と思っておりましたので、楽しみにしております。
発寒小90周年の時にも上映できませんかね(笑)