バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

やっぱりグルーヴィでソウルフル!!古田ヤス優三!

2019-02-24 | ライヴ報告
昨夜は毎回楽しみな『古田&ヤス+優三』。京都から年に2回か3回やってくる古田光郷さん(THE BOUND)の東京トリオ!

昨夜も素晴らしいライブでした。俺と近田は毎度のことながらすっかりオーディエンス。

古田さんのソウルフルな歌声に、弾けるヤスくんのグレイトギタープレイに、そして観るたびにトリオの要としての存在感を増してくる優三のドラムス。

ホント最高です。まだ未体験という人はとにかく一度足を運ぶべきです!

しかし、いつも思うけど古田さんの右手には魔法が宿っていますね。
もちろんイカレた鍛錬の果てに手に入れたものだとういうのはわかるのですが、
多少なりともギターを弾く人間にとってはついつい魔法!という言葉を選んでしまうくらいに凄いギターカッティングだ。
硬軟自在というレベルを超えてます。

特に前に出てこない、ヤスくんのギターと優三のドラムのキメの影に隠れるような音量(というかアタックの柔らかさ)でキメるギターカッティングにはとにかくシビれる。
弱く弾いてビートが弱くならない。そのニュアンスで他の音をドライブさせる。
弾き方にコツがあるのか??と凝視してたけどまったくわからない。普通に優しく弾いてるみたいに見えるのだ!
そしてそれらの技術やビート感や魔法(笑)が独りよがりではなく、その場で奏でる音楽のためにのみ使われている。
「俺、いい音出せた。俺のカッティングええやろ?」ではないんだよねー。とにかく音楽全体が気持ちよくって、聴いている者を熱くする。
最高だ。もっと聴いていたかった。

終演後、僕と古田さんが出会った30数年前を知る方がお客様にいらっしゃったことをきっかけに当時、下北沢時代の話を古田さんとした。
気にかかったままだったことやクダラナすぎることやあれこれと。

皆が帰って一人になってからも色々と思い出してしまった。
深夜、復活バウンドのアルバムを聴き。そして昨年暮れの磔磔のライブ音源をデッカイ音で聴いた。

音楽が生き続けていて、音楽の周りで生き続けていられて最高だなあ。と軽く思った次第。
重くは考えません。今を思い切り、存分にやるくらいしかやることないんですしね。