AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

CGの追憶と日本のアニメ(1)

2016-11-18 17:10:08 | メディアの一向一揆






凡そ40年前 コンピュータグラフィックスが未だ国内では誰も知らない頃、なぜか興味を持ち、「放送技術」に掲載された「スキャニメイト」とユタ大学の3Dグラフィックスにどっぷりと浸かりました。東洋現像所(現イマジカ)に聞き、ユタ州立大学はNHK研究所の沓澤主任からいろいろとお伺いしました。後は国会図書館で当時は全て原書(英文)でした。特にNHK技研は宝の山でした。当時NHKがやっていた事は、「壁掛けテレビ」今のハイビジョン構想です。これのせいで日本のインターネットに関して出遅れましたが、今は追いつき米国よりも速度も環境も至れり尽くせりです。
一時期コンピュータアニメーションの研究開発作業に東映アニメーションのS氏と共に従事しておりました。やればやるほど「日本のアニメーションは違うのではないか?」スキャニメイトはアナログ式のものです。デンバーコロラドのコンピュータ・イメージ社が次に開発したのがCEASERでした。




米国ではこんなもので成り立つのですが、東映の「白蛇伝」を見れば解るのですが、ウオルト・ディズニーの「白雪姫」同様に有名俳優達が演じたものを、フルアニメ 24駒でトレースしたものでした。その質の高さには驚いたものです。ここまでは米国の真似っこと言われてもしょうがありませんが、独自に進化していくのです。