AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

パワーハラのモチベーション(4)

2016-10-16 20:56:33 | 今そこにあるメディアのリスク










先日ノーベル文学賞にボブ・ディランが決まりました。「風に吹かれて」はPPMで一世を風靡し、「この時代は変わる」もワシントン大行進、ベトナム戦争の反戦歌となりました。バブル崩壊からリーマンショック デフレに憲法改正と時代も変わったものです。





私が中途採用で配属された第2クリエーティブ局は CDがSさんに右にN さん 左にSさん
ADでSさんがいたり、その前はアグネスラムを起用したHさんとか精鋭部隊でした。特にライオンスタイルは、互いに教えあう仕組みを作っておりました。SさんがライオンのFさんを教え、今度はFさんが、Nさん、Sさんを教え、SさんはライオンのTさんを教え、tさんはバッチの私を育ててくれました。そういう伝統があったんですが、、、。
大切な事は「正しい事は正しい」最終的に商品の売り上げや企業のブランド価値が高まれば良いのです。クライアントばかりみているのが多くなったのかもしれません。でもそれは何処かに歪みを生じます。社内だったり、外部だったりです。
サントリーが発売したリゲインのタグラインは「3、4時間戦えますか? 」です。そういう世代をどう活かすかです。ある大学教授が「残業100時間くらいで自殺なんて情けない 」と呟き炎上したそうです。大学も謝罪しておりました。これも自分の経験値で亡くなった若い女子社員への冒涜としか言いようがありません。人を自分の秤で計ってはいけません。こういう死者に鞭打つ様な発言をする高等教育の教授に人を導く事など託せられません。それとこういう大企業を舞台とした騒動を利用して、ブログ記事でアクセス数を増やす便乗商法です。(このブログはそんな便乗などはありません。)
立川談志師匠ではありませんが、この国は法治国家でもあり「情治国家」なんです。活き活きと入社した若い方々で今 悩みを抱えている方は、自分の仕事とクライアントそして上司を俯瞰にして見ることです。MindMapをやる事で「何をクライアントが求め、上は何をどうしたいのか?」それだけでも現状が見えてくるはずです。「貴方が倒れても仕事は誰かが引き継ぐものです。でも貴方の命を繋ぐのは貴方しかいない。」のです。