AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

アナログからデジタル アーカイブの可視化(1)

2016-10-01 16:46:52 | アイディアのIdentity







在職中に新聞 雑誌 TVCM RCM 国内外の作品のアーカイブ化 社員がデスクから作品を閲覧できるシステム構築のプロデュースをした事があります。ビデオとか紙媒体作品をデジタル化する作業です。flash pict やAVIファイルとか結構勉強になりました。凡そ十数年前の事です。
凡そ7年前に文化庁メディア大賞を受賞なさったのが、Tuvalu Over View 遠藤さんと首都大学東京渡邊准教授のTuvalu Visualization Projectでした。ツバルの島の住民達を撮影し、彼等のプロフィールをGoogle earth 上の島に載せたプロジェクトでした。初めてそれを拝見した時には「感動」しました。1968年カナダ映画庁が製作した「COSMIC ZOOM」を初めて観た時の数十倍の感激でした。大学で教鞭をとる友人に世界で目立ちたいなら、アース上にキャンパスを作ってみたら?と提案した事をその時に思い出しました。先生の著書 で渡邊先生は東日本大震災でも貢献してらっしゃいます。




Google は世界遺産をアース上で可視化し、世界の美術館の絵画もハイビジョン撮影しております。Google Art Projectは世界中の学校の授業で活用されています。そしてもう一つは老人ホームにいらっしゃる歩行困難なご老人達も世界観光できる。エッフェル塔やChamps-Élysées通りやルーブル博物館、NYの五番街も闊歩できます。時には自分が住んでいた家の近くも散歩する様に訪れる事が出来るのです。認知症の治療にも良い事でしょう。デジタルだから出来る可視化はこれだけではありません。