AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

うらおもてなし(2)

2016-10-05 12:03:43 | 百済ない話






中国バブル全盛時の銀座は、観光客で滅茶苦茶混雑しておりました。土用の丑の日などのデパ地下などは、万札が飛び交うくらい鰻を買っておりました。丁度持病で低血糖になり、足が宙に浮いてきましたので「これは低血糖だ!」なんとブドウ糖を持っておりませんでした。丁度 銀座四丁目 で木村屋へ。ところがアンパンを買うのも凄い混雑で並んでいる間に倒れてしまいます。此処で倒れたら踏みつけられて、全て持ってかれるでしょう。で2階のカフェへ。此処も中国語で溢れかえる行列です。「これはダメだ!」木村屋のレストランへ。此処は何とか座れました。案の定 血糖値は54です。そこでまずは至急ジュースを頼みました。ホッとしましたが、何故か子供達が店内を駈けずりまわっております。初老のマネージャーも「危ないですよ。お坊ちゃま、、」そんな言葉も無視して駈けずりまわっております。店のお客さん達もこの有様に辟易としておりました。若い母親とその親でしょうか、、。広東語でしたので、英語で「香港から来たんですか?」「そうよ。」そこで「此処はパン屋で有名ですが、レストランです。此処は子供達が駈けずり回るところではありませんよ。」でシーンとなりました。オーダーしたものが運ばれてきて手をつけようとした時、この若い母親が帰り際にやって来て「何であんたは我々中国人を差別するの!」英語で捲し立てました。「どこの国に行ってもその国の人々を差別した覚えはないですよ。子供の躾をちゃんとやるのは、親の責任です。躾は万国共通親の責任です。」と拙い英語で言いましたら、中国語で喚き立て出て行きましたね。映画カサブランカのクラブでのワンシーン ドイツ国歌とフランス国歌との対決みたいでした。日本の「おもてなしの心」が判らずに、土足で踏み込んでくる方々には「裏おもてなし」も必要かと思ってしまうのです。




銀座松屋の方が「中国の観光客もいなくなり、果たして日本の方が戻ってくるのか不安なんです。」と仰っていましたが、戻らないみたいですね。これも中国人だけをターゲットにした、「うらおもてなし」の報いなのでしょうか、、。