AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

ウハウハの広告対向

2014-09-07 23:14:34 | 制作プロセスは信頼のプロミス






営業時代 大手製薬会社の新聞担当をしておりましたが、新聞の広告割り付けは前夜にしかわかりませんでした。(今は知りませんが、、、)印刷広告は一番気を付けなくてはいけないことは、文字校です。現場のデザイナー コピーライターがチェックしていたとしても「危ない」ものです。このミスでクライアントが激怒し、他の代理店にもっていくことだってあるのです。
そこで問題なのが、広告対向というもので、右がクライアントだとすると、あえてその左面に広告を持って来る競合クライアントもいるのです。それも敢えて同じ部類の商品広告です。
新聞局から連絡が入る。「対向面に」◯○製薬さんが入りました!どうしますか?」
「広告対向狙っているようだから、こちらは明日の出稿をずらそう。もしくは別面で、、、。」でクライアントの新聞担当者様へご連絡して、それで万事問題なく解決していく。もしこれが翌朝出てしまってからの事後報告では一悶着あるのです。
今回のUNIQLOさんは、滅多にない広告対向ではなく、錦織もジョコビッチもユニクロがスポンサーだったんですね。この錦織とジョコビッチの限定販売はともに完売でした。これで更にユニクロのブランディング効果は200%いや500%は上がったでしょう。
新聞で言えば見開き全面広告30段と言えるかも知れません。