南無煩悩大菩薩

今日是好日也

ミステイクについて。

2011-02-09 | 有屋無屋の遍路。

おそらく、常に誰かがどこかで誤った決定をしている可能性がある。

「ミステイク」を犯さない人などいるのだろうか。そんなことは誰にも分からない。


お互いに傍若無人に振舞い続けていたことこそが、大きなミステイクであった。-カール・マルクス-

一つの生態系のなかで暮らしているのにかかわらず、それを二つに分割してしまったことこそが、大きなミステイクであった。-アインシュタイン-


ミステイクについての難題は、何かを行おうとすればその存在を一旦は無視せざるを得ないという性質を持っているところだ。

悩ましくもままならぬところにある。
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火を興す。

2011-02-08 | つれづれの風景。

コンピュータが人間の判断の代わりにならないのは、鉛筆が読み書きの能力の代わりにならないのと同じです。
でも、ものを書く能力は、鉛筆がなければ、特に長所とはいえません。-ロバート・マクナマラ-


より近代的で創造的な「火」をマネジメントしようと思えば、知識の進歩がもたらした技術機器と培ってきた技術スキルの双方がいるということでしょう。
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子 曰く。

2011-02-07 | つれづれの風景。

子在川上曰 逝者如斯夫 不舎昼夜 

「子せんじょうにありていわく ゆくものかくのごときかな ちゅうやをおかず」


滔々と切々と頼々と流れ行く川面は変わらずとも その水は元の水にあらず 
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残存の可能性。

2011-02-05 | つれづれの風景。

需要に添って生きていく。

適者生存。

人の成長を追い越してはいけない。

自然体こそが人も会社も永らえさせる。
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立春の海。

2011-02-04 | つれづれの風景。

不動堂に腰掛けて海を眺む。

今日は立春なり。

陽 夢の如く靄の中に微黄をぼかす

岩 点々として遠見の果てに遊ぶ

水 洋々として様々 かつ揺々

ざぶりと浅瀬に下りて 足下より鱗々の銀を踏み出す。
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型は些事に宿る。

2011-02-03 | つれづれの風景。

型にはまった日常の些事は、哲学や詩の最高峰と同じ水準の、文化の理想についてのコメントになっている。

というようなことを、誰かが言っていた。

茶の湯や華道、剣の道や合気道なども、その練り上げられた型には秀麗碩学の尊見を覚える。

修行というものは、その型を自分自身に取り入れ、弛まない精神の養成と維持を容易足らしめる基本を創ることにあるようにも受け取れる。


お正月に、修行僧とおぼしめき五名の和尚が歩いていた。

・・もし、二人で歩いていたなら、これが本当の おしょうがつー ですな。

こんなあたしは、まったく修行がなっていないのである。
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目は口ほどにものを言う。

2011-02-02 | つれづれの風景。

言語学の世界にはリポートトークとラポートトークという言葉があるらしい。
リポートは数字を挙げて定量的、論理的に話すことであり、ラポートは心理的なつながりを大事にする話し方だという。

重要な話をするときには、「会話」ではなく「交話」しなければいけないともいう。

人が話しているときに、次に自分が何を喋ろうかと考えている人との「交話」は難しい。

リポートにしてもラポートにしても、人の話を聞いていないのでは、トークは宙を漂い徒労に陥る。


目は、唯一内臓が表に晒されている器官である。

だから内面の動きをしばしば垣間見ることができたりするのだろう。

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ヴィーナス連想。

2011-02-01 | つれづれの風景。

オーストラリアで発掘された土偶の、ヴィーナスである。

ヴィーナスとは女神である。

思い出したのは、ルネッサンス期のイタリアの画家の書いたビーナス。

その画家の名前を思い出したのである。

ボティッチャリ。


・・に似た、ボッティチェッリ。


しかし、このビーナスも魅力的だ。
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