鳩山前総理は、トラストミー(私を信じて) と言いましたが、見事に約束を果たせませんでした。
もし、米国が本気で期待していれば、えらいことになっていたはずで、たぶんほとんどまじめにその言葉を受け取っていなかったことで、両国共に救われているようです。
つまり信用とは、裏切られてもなんとか想定できる範囲でしかされないし、してはいけないということでしょう。
虚虚実々の中で、信用をし信用を勝ち取ることは、互いの成熟度レベルの共有も必要です。
騙した騙されたと言い合ってるレベルでの関係構築は難しいものです。
一度も信用を裏切るようなことをしたことがない、そんな人はまずいません。
するのも信用なら、自分以上にされるのも信用です。
全てを信用できるか出来ないかを決めるのではなく、限定的範囲内で、信用に値するレベルを設定することが大事です。
不透明なものをクリアにする一つの方法でもあります。
「カラスは盗み、狐は騙し、イタチは出し抜き、そして人は騙(かた)る。騙るは人の定め。人は騙るために生まれてきたのだ」 -エドガー・アラン・ポー-