南無煩悩大菩薩

今日是好日也

演劇。

2006-03-01 | なんとなく落書。

俺は。なにをしに生まれてきたのだ?

俺は。何のために生まれてきたのだ?


市川海老蔵さんの。「信長」のプロローグとエピローグ。

全編を通して語られる「存在」というものの相克と葛藤。

敦盛。の幸若舞もうならされる絶品であります。


歴史は人が作る。演劇も人が作る。


我々はどこから来て。どこにいこうとしているのだ?
有名な哲学者の言葉。

人生の思春期。ものごとの黎明期。
事象の本質を語るときに必ずや頭をよぎるであろう「存在」というものへの渇望感。


フィクションに投影するノンフィクションの狼狽。

あったかどうかは定かではないが。さもありなんと感涙する心。


史跡の信憑に関らず、次代が時代に求めたものを表現し共感を得る。
そのシンパシーが、新たな解釈を生みスタンダードを形成する。


人生は自分を演ずる舞台だ。といった人もいた。

どのように演ずることができましょうか?
どのような役回りになりましょうか?

果たしてそれは、どのように次代に解釈されるのでありましょうや。



俺は。・・なにをしに生まれてきたのか・・・

・・・

本能寺の変。
・・信長様。敵に取り囲まれておりまする!
・・わかっておる。桔梗の紋所であろう。

・・・・・・。

納得。の妙。

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4 コメント

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生きる!のは難しい!! (みゆき生け花教室)
2006-03-03 01:12:37
 先生こんにちは~



 市川海老蔵さんの。「信長」のプロローグと

 エピローグ



は、存じませんが、この歳になりましても

人は『如何に生きるべきか』『自分とは』『存在』

とは・・なぞと、少女のような悩みにいまだ結論

らしきものさえみえない有様です。



 敦盛・・あぁ・・名を聞きますだけで

心が熱くなり嗚咽にむせびます。



齢16歳にして、十分な武将と戦い、首掻っ切られて

本懐を遂げた!本懐?????



 祇園精舎の鐘の聲

 諸行無常の響きあり

 沙羅双樹の花の色

 盛者必衰の理を現す

 奢れる者も久しからず

 ただ春の夢の如し

 猛き人も遂には滅びぬ

 偏に風の前の塵に同じ



現代に生きるわたくし・・・

18歳で逝きました息子・・



嗚呼!『存在するとは』如何に生きる証か!?



この世のすべては・・ただ春の夢の如し・・

の気が致します。



お写真の

 潜龍用いるなかれ・・とは、天に昇らず

臥薪嘗胆の日々に精進することなのでしょうか。



生きる・・て難しいです
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肝心なこと書き忘れました。 (みゆき生け花教室)
2006-03-03 02:19:19
 



生きる・・って難しい!



先生のお話は、もっと難しい!



とりあえず、明日が晴れると嬉しい!です。

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潜龍用いるなかれ。 (無屋。)
2006-03-03 11:36:12
は。確か易経にある用兵のことわり。であったような気がします。

未だ意気充実足りずであらば、たとい高い能力者であっても用いらば愚兵にも劣りかねない。転じて、時節というものの悟りのことわり。

というように勝手に解釈しております。

いかんせん。何事も定かではなので、いよいよ難しくなってしまいます。

すまんことであります。
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ひとつ覚わりました (みゆき生け花教室)
2006-03-05 01:33:01
 有難うございました















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