咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

お疲れさん・・・メイショウベルーガ

2011-11-03 22:31:40 | スポーツ
 30日(日)の第144回天皇賞(秋)、5枠10番に入ったメイショウベルーガは、スタート後いつものように後方から追走していた。1000m通過タイム56秒5の超がつくハイペースであったことが要因なのか、久々が堪えたのか、3コーナー手前でメイショウベルーガが競争を中止し、ラチに向かって歩む姿があった・・・レース後のレーシングビュアーをよく見ると。

 レース中の実況で同馬が競走中止と聞いて、思わず予後不良という最悪の4文字が頭の中を駆け巡った。ところが、右前繋靱帯(じんたい)不全断裂を発症したとの情報であるが、幸運なことに命に別条がないとの朗報・・・当方も追っかけ馬であったことからも安堵した。
 
 同馬のレースぶりは、中団から後方馬群を追走し3、4コーナーから追い上げて最後の直線では、芦毛のキラキラと光る馬体で鮮やかに追い込みを決める姿が目に焼き付いて応援してきた。

 特に2010年10月「京都大賞典」、ドリームフライトの大逃げで会場を沸かせた同レース、中団からやや後方を追走していたメイショウベルーガは、4コーナー手前から徐々に動き、直線に向くと先頭を伺う脚いろで先団に詰めてきた。

 ゴール手前の直線では、ついに先頭に踊り出し大外から追い込んで来たオウケンブルースリとの叩き合いを制して1着でゴールイン・・・。

 その京都大賞典の勝利もあって、同馬は次走のエリザベス女王杯で2番人気に支持されていた。最後の直線ではアパパネを交わすも、内を突いた外国馬・スノーフェアリーにうまく立ち回られたが、日本馬では最先着の2着を確保していた。

 この二つのレースは忘れられない・・・本当に良く走った同馬

 2日(水)、そのメイショウベルーガが、繁殖牝馬として余生を送るとの明るいニュースには、関係者の方々もホッとされたことであろう。当方もよかった、よかったと胸を撫で下ろすことができ・・・うれしくなった。

 いい仔を沢山産んでほしい。長い間、本当にお疲れさまでした。

 ところで、昨年の京都大賞典でメイショウベルーガの2着に敗れたオウケンブルースリ、その後不調が続いたが、前走の京都大賞典では復調が見受けられそうな3着に入線した。今週はアルゼンチン共和国杯に出走予定となっており、ここで何とか頑張ってくれないものかと・・・最終調教などをチェックしておきたい。

 また、本日は大井競馬場で地方・中央交流戦「JBCダート」が行われ、注目はクラシックに出走するJRAの「トランセンド」と「スマートファルコン」の2頭。
 どちらに軍配があがるものかと・・・これはこれで、興味も尽きない。

 スマートファルコンがトランセンドを抑えて逃げ切った・・・トランセンドも最後は詰めたが。(夫)

[追 記]
 天皇賞・秋で右前繋靱帯(じんたい)不全断裂を発症しメイショウベルーガ(牝6、池添)は引退することになった。「繁殖に行けるのがせめてもの救い。子供を取りたいと思っていたからね。今週金曜あたり、牧場に返します」と池添兼雄師。通算35戦7勝。
 主な勝ち鞍は10年日経新春杯(G2)京都大賞典(G2)。


(2010.10 京都大賞典 メイショウベルーガ)

参考資料:サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

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