海に吹く風

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「てんとろり」4

2011-02-12 20:39:34 | 歌評

挨拶の代わりにからだいちめんに花を咲かせてしまう曾祖母

笹井宏之さんの家族を詠った歌は限りなく優しい。
この歌を詠った時の宏之さんの曾祖母さんといえばかなりの高齢だろう。
それとも子供の頃の思い出を詠ったのか。

言葉よりも全身で宏之さんに会えた喜びを表すのだろう。
お話するよりもも表情や体の動きのほうが勝っている。
「からだいちめん花を咲かせてしまう」なんて素敵な表現だろう。
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3 コメント

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Unknown (やや)
2011-02-15 23:47:35
もしかしたら・・・・
曾祖母さまは寝たきりで
動けないし喋ることもできないのかもしれないな、なんて考えてしまいました。
(仕事がらかも)

「からだいちめんに花を咲かせる」
やさしい、やさしい目線です。。うるうる
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そうですね (沙羅)
2011-02-16 12:13:31
私もそんな想像もしました。
なにしろ祖祖母さんだから、一番若くても100歳くらいと思いますので。
あるいは過去のことかと。
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もしかしたら (やや)
2011-02-16 22:59:58
祖祖母さまの眠る丘に咲く花を詠んでいるのかしらん。。
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