海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

ヨーロッパ

2009-04-27 19:20:41 | 短歌
あかねさす真昼の光カフェに満ち白く泡立つカプチーノ飲む

泡立ちて香りかぐはしカプチーノ我が唇は誘惑に堕つ

やはらかきカプチーノの泡唇に触るれば香る古都のシナモン

ゆきずりのバールでコーヒー立ち飲みしその後歩く石畳の道

道も壁もみな石をもて作られしシェナの街角広場へ向かふ

祭り前の沸き立つ熱を冷ますがにカンポ広場に敷かれたる砂

マロニエの花鈴のごと咲き競そふ都プラハは五月の香り

再びのプラハの春を香らせてアカシアの雨肩を濡らしぬ

カフカ住みし青き家より見上ぐればプラハの空に城そびえ立つ

積もりたる歴史の色の深き茶のザッハトルテをウィーンで食べる 

控え目に絵の左端に描かれたるフランツはマリア・テレジアの夫

胸に剣刺されてマリア像立てり子を亡くしたる母の顔して

皇太子の謎の死のあとその母を黒衣の聖母と民は呼びたり

真昼間のザルツブルグを行く人にあまねく響く教会の鐘
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松江旅行記2

2009-04-27 09:26:58 | 日記
25日足立美術館に10時に着いた時は雨だった。

雨にしっとりと濡れた庭園はそれはそれで素晴らしかった。
高梁川の上流から持って来た岩は濡れると真っ黒に光り、乾いている時は濃いグレーに白の模様が出る。

11時雨がやんだ!
(私は最強の晴れ女、天気予報は雨でも現地に着くと雨がやむのだ)
すると真っ黒だった岩がどんどん変化してまた趣の違う庭になった。
とても得をした気分。

足立美術館の特徴はこの広大な庭を建物の窓から一幅の生きた絵画として鑑賞できるように設計されていること。

それから日本画・陶芸のコレクションも素晴らしい。
魯山人の作品が多く所蔵され、3ケ月に1回展示は変わるそうだ。
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夕陽

2009-04-26 15:04:05 | 短歌
この写真でずっと昔作った歌を思い出した。

 「金色に輝く夕日横切って島へと帰る海人の船」


まさにこんな風景をイメージして作ったのだった。
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松江旅行記1

2009-04-26 09:13:38 | 日記
24日以降は天気がよくないということで予定を変更して23日に宍道湖へ。
湖畔に立つ県立美術館が夕陽スポットということで、5時半ごろからここにいた。
ロビーは湖がよく見えて、入館しなくてもここにいることが出来る。
また閉館時間は日没の30分後までと粋な計らいになっている。

建物の外は綺麗な芝生で6時からはここで夕陽が沈むのを待った。
でも風があり寒かった。

パンフレットにあるような空もオレンジ色に輝くような景色ではなかったが、綺麗な夕焼け風景だった。
あとでタクシーの運転手さん聞くと一番夕陽が綺麗なのは10月ごろだそうだ。
海でも年に何日かは空も海も金色に輝く海が見れるそうだから、パンフレットのような風景も年に何日かは見れるのだろう。

本当はここから西へ15分ほど行くと嫁が島の横に夕陽が沈む一番のスポットがありのだが、荷物を持ったままなのでここまでは行かなかった。



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明日から旅行♪

2009-04-22 20:49:46 | 日記
2泊3日。
主目的は安来市にある足立美術館。
日本画・陶器のコレクションもいいらしいが、ここの魅力はなんといっても雄大な庭園にあるらしい。
美術館はこの庭園を窓から見て一つの絵として鑑賞できるように設計されている。

いつか行きたいと思って随分時が経った。

それから松江観光も。
松江城・小泉八雲旧居などは40年前行ったとき見て満足してしまっている。
そのときはまったく関心のなかった宍道湖の夕焼け風景を見れるといいな。

しかし若いときというのは今のように夕陽に惹かれることもなかった。
まだ朝日が昇ったばかりの年齢では夕陽の美しさ・儚さ・宗教的な意味など感じることはなかったのだ。
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葉桜

2009-04-20 06:52:00 | 短歌
桜の季節が終わり、桜の青葉の色が濃くなってきた。

 深く深く花の記憶を葬りてなほ冥さ増す葉桜の陰
 
 青葉打つ雨はとっても深い色眠ったままの地面にしみる
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半木【なからぎ】の枝垂れ桜

2009-04-19 13:59:42 | 日記
記事にするのが遅くなってしまったが、13日に京都府立植物園横の賀茂川沿いの半木の桜並木と平安神宮に行ってきた。
今年は予想より早く満開になりやや盛りを過ぎていたけれど、まだ綺麗だった。

枝垂れ桜の美しさといえば優美さでは平安神宮が一番だが、賀茂川沿いの半木の桜は視界が開けて気持ちがいい。
間わからの風に吹かれながら歩く。
時にはユリカモメの群れの乱舞が見れたりする。

しかししばらくは花の話題ばかり。
春は次々と花が咲いて嬉しい季節。
我が家の薔薇も濃いピンクの花が今日始めて咲いた
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八重桜

2009-04-17 21:50:28 | 日記
今日は自治会OBの集まり・・つまり食事会。
近所の店でお食事。
その店に行くにはバスに乗って2駅か、歩いてもいける距離。
バスにしようか迷って早めに家を出た。
結局歩いていったので、そのほうが早くついてしまった。

その店の近くに八重桜の並木がある。
時間つぶしにそこを歩いた。
満開で~白やピンクやびっしりと咲いていた。
八重桜はボリュームがありすぎて、普通の桜ほど好きではない。
でも花を観察すると薄い花びらが重なり合っている風情は美しい。
ソメイヨシノよりも花びらが薄いように感じるのだが、実際はどうなのだろう。
デジカメを持ってくればよかった。

他に数人の人が花見をしていただけで静かだ。
造幣局へ行かなくてもここでいいなと思った。
造幣局は八重桜はたくさんの種類があり見ごたえがあるが、人の多いこと。
埃っぽいというイメージが取れない。
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花水木

2009-04-14 22:38:15 | 短歌
青天ゆ降り来る言葉待つごとく花びら広げ花水木咲く

真白なる文字なき手紙ひらくごと花水木咲く天を見つめて
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桜の街2

2009-04-11 14:34:57 | 日記
今日は買出しの前に近所の家の枝垂れ桜を見に行った。
個人の家の樹でも何十年も立っているので見事が樹がある。
道路まで大きく枝が枝垂れて見事な樹があった。
下に立って見上げると観光地の桜とも見劣りしない。
むしろ静かなだけ豊かな気持ちになれる。

今から(午後)はちょっと離れた場所の個人の家の枝垂れ桜を見に行ってみよう。
帰りに住宅街にあるパン屋さんで、おいしいアップルパイとアイスコーヒー(今日は初夏だ)食べようかな♪
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